Editor's Notes
- みなさんこんにちは。
台湾淡水コースのインターン生を務めております八田美夕(はったみゅう)と申します。この度は活動報告のご機会をいただき、誠に感謝申し上げます。
まずは簡単に台湾淡水コースの説明からさせていただきます。
- わたしたちは台湾の首都台北よりもさらに北にある「淡水」という地域でボランティアをしています。
(#)淡水とはMRTという台湾の地下鉄の最終駅で、綺麗な夕日が有名な地域です。駅の裏には水辺があり、そこから地平線に沈む夕日を臨むことができます。運が良ければ初日から仲間と一緒に綺麗な落日を見ることができるでしょう。
- そして、私たちは淡水駅からバスで40分弱、淡水北部の山あいに位置する「幸福農荘」という農園でボランティアをしています。(#)手元にスマートフォンがある方はグーグルマップの航空写真で「淡水幸福農荘」を探してみてください。自然農法を実践しているこの農園の周囲は山と川に囲まれ、とても気持ちの良い空気が流れています。
- 自然農法とは、自然の力を認め尊重し、それに最大限委ねて野菜の栽培を行う農法です。みなさんご存知でしょうか?
この夏、幸福農荘ではたくさんの「空芯菜」「サツマイモ(の葉)」「バジル」等が収穫できました。
- この写真は、この夏の収穫の様子です。みなさん、この畑に何の野菜が育てられているか、わかりますか?…野菜を見つけられたでしょうか?
- わたしたちはこの畑で「空芯菜」を収穫しました。日本では馴染みがあまりない野菜なので、そもそも空芯菜を見たことがなく解らなかった方も多くいたのではないでしょうか。
- では、この畑はどうでしょう。
- …この畑はバジル畑です。
- このように、自然農法では除草は最低限で行い、無肥料無農薬不耕起が原則として守られます。そのため畑にはたくさんの雑草が生え、もちろん虫もたくさんいます。(#)さらに葉は少し黄色っぽく周囲の雑草と近い色合いで、外側の葉は虫に食われます。しかし、無肥料無農薬で身体に害がないこの野菜の美味しさは、都会のスーパーで売っている野菜とは比べものにはなりません。
その“違い”は台湾でも。屋台で食べる空芯菜の炒め物と、農園で採れた空芯菜で作った炒め物は全く味が違うのです。
- 山菜の香りが強いことと似た作用で、自然農法で育てられた野菜は、多くの雑草と混生し栄養分が豊富で複雑な土のおかげで味が強く深く濃くなります。
とにかく、食べに来てください。台湾で、(#)自然に良し(#)身体に良し(#)味も良しの三方良しの美味しさを味わえます。
- 夏のボランティアでは主に空芯菜、オクラ、ハイビスカスの蕾、サツマイモ、バジル等が収穫でき、
- また、次回の年末年始のボランティアでは主に、ルッコラやレタス等の葉物野菜や人参、大根等が収穫できるでしょう。
- 台湾淡水コースの基本的なスケジュールはこのようになっています。
週に1〜2日はお休みもあるため、自然農法を体験しながら、台湾の観光も日程内で可能です。
- 台湾の屋台でご飯を食べることはもちろん、有名なマンゴーかき氷(#)や小籠包も(#)味わえます。
かわいい雑貨屋さん(#)を巡る時間もあるでしょう。
- また、心配な言語の壁も、幸福農荘では心配ありません。
幸福農荘のご主人レイさんは日本生まれで、そのお連れ合いのチンさんやおじいちゃんおばあちゃんも日本語を話すことができます。また、農園に行かないフリーデーも大きな心配はいりません。有名な親日国である台湾は日本人観光客がとても多く、ほとんどのお店で簡単な日本語は通じます。
また、基本的に台湾淡水コースでは私のようにみなさんよりも長期間滞在するインターン生等のアテンドが付くはずです。
- 台湾にとにかく行ってみたい!
自然農法ってなんだ!気になる!
美味しい野菜が食べたい!
本場の小籠包が食べたい!
そんなちょっとの好奇心さえあれば、(#)「台湾淡水コース」は十分に満喫することができます!
- 次回日程は12月25日〜翌年1月2日!現在参加者募集中です。
春休みの日程も近日中に公開されると思いますので、要チェックしてください!(#)
春休みのボランティアツアーまでは私八田がインターン生として皆さんをお待ちしています。