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第59回 名古屋アジャイル勉強会
日産の会議に学ぶファシリテーション
2014/01/31(金)

You&I
ジコ、ショウカイ。
H/N:
 SNS:
 出身:
 年齢:
 本職:
 言語:
 所属:


You&I(読み:ユーアンドアイ)
@you_and_i
生まれも育ちも名古屋市
30代中盤
商学部出身の職業プログラマ
C++, C#, VB6.0, 日本語COBOL
プログラミング生放送 名古屋支部
名古屋アジャイル勉強会
わんくま同盟 名古屋勉強会
2
ATTENTION
本資料は名古屋アジャイル勉強会
のブログにて公開致します。
資料の内容について全ての
メモを取る必要はありません。
ワークショップ内容に集中して
頂ければ幸いです。
3
はじめに
今日のワークショップの趣旨は、皆さん
が普段行っている会議について、現状
を整理し、本質的な部分から見直して
みる事で会議本来の目的について、
人・時間の資源を無駄にする事なく、よ
り良いものにする事です。
 そのヒントとして、日産自動車にて行わ
れている会議の手法を参考します。


4
AGENDA
1.
2.
3.
4.
5.

現状を確認するワークショップ
ファシリテーションとは
日産の会議とは
会議を改善するワークショップ
まとめ

5
1. 現状を確認するワークショップ
日産の会議に学ぶファシリテーション

6
1.現状を確認するワークショップ(1/4)


まずは日産のやり方について学ぶ前に、
皆さんが行っている会議について現状
の分析を行いたいと思います。

7
1.現状を確認するワークショップ(2/4)


そもそも会議の目的は?
 情報共有、情報発信

 アイデア出し、問題解決


会議について
 開催頻度

 開催の為の準備
 進行
 会議内容の記録
 参加者
 グランドルール
8
1.現状を確認するワークショップ(3/4)


以下の点について、自身の状況をA3
用紙に書き出してみて下さい。
1.
2.
3.
4.

5.
6.

会議の目的(頻度又は時間が長いもの)
開催頻度、会議の時間はどれ位か
参加者数
会議の準備で何をやっているか
会議内容の記録はどうしているか
グランドルールはあるか?

時間:8分間

9
1.現状を確認するワークショップ(4/4)
続いてはグループワークに向けて各
テーブル内で自己紹介を行いましょう。
 先程作成した自身の会議についての状
況を使って自己紹介を行って下さい。
 1人2分以内でお願いします。


時間:8分間

10
2. ファシリテーションについて
日産の会議に学ぶファシリテーション

11
2. ファシリテーションについて(1/5)
ファシリテーションとは、会議等の場におけ
る参加者の合意形成や相互理解の促進に
より、参加者や組織の活性化・協働を促進
させる手法の事。
 中立の立場でファシリテーション技術を駆
使して行動する人をファシリテーターと呼び
ます。
 プロジェクトマネージメントに特化したプロ
ジェクトファシリテーションなどもあります。


12
2. ファシリテーションについて(2/5)


ファシリテーションの手法
 ブレインストーミング
 ワールドカフェ
 アイスブレイク
 朝会
 ふりかえり

 チームビルディング
 グラフィック・ファシリテーション(板書)
13
2. ファシリテーションについて(3/5)


ファシリテーションで使われる小道具
 模造紙(B紙)
 プロッキー、マーカーペン
 付箋紙

 ホワイトボード
 養生テープ、マスキングテープ
 ドットシール
 トーキングオブジェクト
 ストップウォッチ
14
2. ファシリテーションについて(4/5)
ここまで説明してきた通り、ファシリテー
ションという概念はとても広範囲に渡りま
す。
 今回のテーマである「会議」に絞って
ファシリテーション手法をまとめてみる
と・・・。


15
2. ファシリテーションについて(5/5)


ファシリテーションによる会議の流れ
1.

2.
3.
4.

5.
6.
7.

8.
9.
10.

議論の為のグランドルールを決める
議論の目的を明確にし、事前共有する
議論のゴールを決める
時間を管理する(タイムキーパー)
議論を見える化する(板書)
自分の意見を持つ
発言を促す
質問する
傾聴する
結論を出す
16
3. 日産の会議について
日産の会議に学ぶファシリテーション

17
3. 日産の会議について (1/18)
日産自動車は、1980年代において、901
運動と称して、90年代までに技術世界一を
目指し、全車種の性能・品質向上の技術開
発に注力しました。1980年代後半からのバ
ブル景気に乗ってこの時期に発売された
車種の売れ行きは好調でした。
 1990年代に入って、バブル経済が崩壊し、
901運動で生み出された車種がフルモデル
チェンジされましたが販売不振に終わり、
1998年には約2兆円もの負債を抱えてしま
い経営危機になりました。


18
3. 日産の会議について (2/18)
これ程の負債を抱えた原因の1つとして
は、901運動の弊害があります。
 より性能・品質を高める為に車種固有
の部品を増やしてしまい、コスト削減し
にくい構造になってしまいました。
 この結果として、部門毎の部分最適化
が促進されてしまい、部門横断的に会
社全体として身動きが取りづらい組織
になってしまっていました。


19
3. 日産の会議について (3/17)
1994年から、「日産プロダクションウェイ」
(NPW)として日産自動車では「順序遵守
方式」を特徴とする自社のやり方を体系化
しました。
 1999年にカルロス・ゴーン氏が日産自動車
のCEOとなってからは、部門を横断したメン
バーからなる9つのチーム(クロスファンク
ショナルチーム) を基盤として改革が進めら
れ、その中で「V-up」と呼ばれる日産の会
議手法の基盤となるものが導入されました。


20
3. 日産の会議について (4/18)
日産において、全ての会議がV-upで行
われる訳ではありません。必要と判断し
た場合に使われる手段の1つです。
 V-upでは、意思決定者は会議の最初と
最後のみ同席し、議論の際には退席し
ます。これは会議の参加者が全員何ら
かの役割を持ち、それを全うします。意
思決定者の役割は会議の結論につい
て、Go/NoGoの判断をする事です。


21
3. 日産の会議について (5/18)


V-upのプロセス
1.

V-FAST(1日集中討議)
 Value-up


2.

FAst Solution Team

すぐに対処できる問題に対して、素早く解決策を決める
為のプロセス

DECIDE
 Define

and Estimate, Create a team,
Improve/Innovate, Deploy, Evaluate
大きな問題に対して、複数回の会議を経てじっくりと解
決策を作っていく為のプロセス
 現状把握→根本原因の特定→改善策の策定の流れで
実施される。


22
3. 日産の会議について (6/18)


V-upの参加メンバーの役割(1/2)
 V-FAST(1日集中討議)
 リーダー
 意思決定者、課題達成責任者

 パイロット
 課題の執行責任者

 ファシリテーター
 司会進行や、集中討議進行表を作成する。

 クルー
 課題解決に向けて行動する。
23
3. 日産の会議について (7/18)


V-upの参加メンバーの役割(2/2)
 DECIDE
 Vリーダー
 意思決定者、課題達成責任者

 Vパイロット
 解決方策立案者

 Vエキスパート
 課題解決アドバイザー

 Vクルー
 課題解決に向けて行動する。
24
3. 日産の会議について (8/18)


V-upで結論を出す為のポイント
1.

1日集中討議
 会議の結論を1日で出し、議論を持ち越さない

ようにする。
2.

周到に準備する
 課題定義書、集中討議進行表を作成する。

3.

視覚化
 系統図、親和図、ペイオフ・マトリクス、課題達

成計画書を作成する。
25
3. 日産の会議について (9/18)


V-upのツール(1/4)
 課題定義書

http://goo.gl/yLZ7f9

 会議で話し合うべき課題は何であるか、課題解

決で目指す目標は何かを明文化し、事前に参
加者に伝える。
 集中討議進行表

http://goo.gl/QZGy4f

 司会進行役が会議の段取りを詳細に計画した

もの。

26
3. 日産の会議について (10/18)


V-upのツール(2/4)
 系統図
 1つの問題を原点にその原因を「なぜ」で繋げ

ていく木構造の図。なぜなぜ分析。
 親和図
 ブレインストーミング結果を関連アイデアでグ

ルーピングしたもの。
 ペイオフ・マトリクス
 期間という実現性と、効果という実効性を4象限

マトリックスでアイデアを分類したもの。
27
3. 日産の会議について (11/18)


V-upのツール(3/4)
 課題達成計画書
 会議で絞り込んだ方策と効果予測を整理し、

方策毎の責任者と実施時期を確認する。
 デジタルカメラ
 議事録は作らずにホワイトボードをカメラ撮影

する。
 プロセスマップ
 UMLのシーケンス図のように仕事の流れを視

覚化する。
28
3. 日産の会議について (12/18)


V-upのツール(4/4)
 漏れ分析
 購入プロセス毎になぜ製品を買うのを止めよう

と思ったのか理由を分析する。
 パーチェス・ファネル

(Purchase Funnel)

 人々が企業名や製品名を認知してから購入す

るまでには、漏斗のように各段階毎に人数が絞
られてくる。これを視覚化する。
 段階:認知→理解→好意→購入意向→購入→再

購入。
29
3. 日産の会議について (13/18)


V-upのグランドルール
 予定外の議題を持ち出さない
 ポジションパワーを使わない
 積極的に「聴く」「話す」「書く」「行動する」
 時間厳守
 「いかに~するか」等の建設的な表現

 携帯電話はマナーモードに
 安全なシェルター(発言の匿名性)
30
3. 日産の会議について (14/18)
ここまで色々と多くの情報を紹介してきまし
たが、今回は表面的な部分しか紹介出来
ませんでした。
 例えば、冒頭でV-upはクロスファンクショナ
ルチームが基盤になっていると紹介しまし
た。この背景には、部門を横断して取り決
める事により、自分達の問題であると認識
する事で他の部門の責任を押しつけたりす
るのを防ぐ目的があります。


31
3. 日産の会議について (15/18)
ここでワークショップに入る前にこれまで
紹介した内容を整理していきたいと思
います。
 V-upで行われている事について、ファ
シリテーション手法と対比してまとめて
みました。


32
3. 日産の会議について (16/18)
№
1
2
3
4

V-up
1日集中討議
課題定義書
集中討議進行表
親和図

5 デジタルカメラ
6 グランドルール
7 役割決め

ファシリテーション
結論を出す
議論の目的を明確にする
タイムキーパー
ブレインストーミング&グルーピング
付箋紙
グラフィック・ファシリテーション
ホワイトボード
グランドルール
傾聴・質問する・発言を促す
ファシリテーター
33
3. 日産の会議について (17/18)
№
V-up
8 系統図
9 ペイオフ・マトリクス
10 課題達成計画書

参考

なぜなぜ分析
4象限マトリックス
誰が(Who)何を(What)どのように
(How)いつまでに(When)やるのか
を明確にする。
11 プロセスマップ
UMLで言う所のシーケンス図やア
クティビティ図
12 漏れ分析
購買プロセスのグラフ分析
13 パーチェス・ファネル 逆ピラミッド型の要求分析

34
3. 日産の会議について (18/18)


このように分類してみる事で、V-upには
以下のような手法が含まれている事が
分かりました。
1.
2.

3.

会議を有意義にする為のファシリテーショ
ン的手法
ビジネス的な分析手法
会議で決定した内容を実行に移す為の
手法
35
5. 会議を改善するワークショップ
日産の会議に学ぶファシリテーション

36
4. 会議を改善するワークショップ(1/3)
色々と紹介してきましたが、紹介した中
で自身の会議に取り入れられそうなもの
が何かありますでしょうか?
 まずは自身が行っている会議のやり方
において、何をやっていて何ができて
いないのか整理しましょう。
 自己紹介で使った6項目について、新
しくA3用紙に改善案を考えてみて下さ
い。


時間:15分間

37
4. 会議を改善するワークショップ(2/3)
作成した改善案について、各テーブル
で発表しましょう。
 1人3分程度でお願いします。
 時間が余ったら、出た改善案について
議論して下さい。


時間:15分間

38
4. 会議を改善するワークショップ(3/3)
各テーブル毎の改善案を共有したいと
思います。
 各テーブルで出た改善案について、こ
れは良い・面白いというものを1つ選ん
で下さい。
 選ばれた人は会場全体に向けて改善
案の発表をお願い致します。


39
5. まとめ
日産の会議に学ぶファシリテーション

40
5. まとめ(1/4)


今回のワークショップでは、
1.
2.

3.



まず現状分析を行いました。
そしてファシリテーション及び日産のVupのやり方について学びました。
現状分析に対して、ファシリテーションや
V-upのやり方から取り込めそうなものを
考えて頂きました。

今回作成した改善案は、実現に向けて
何をすべきかを是非考えてみて下さい。
41
5. まとめ(2/4)
V-upは、シックス・シグマやGE社のワー
クアウトといった経営手法を参考に生み
出されました。単に会議についてだけ
ではなく、会議の決定事項を遂行する
所までカバーされています。
 現在の日産の経営において重要視さ
れているのはダイバーシティ(多様性)で
す。




http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/DIVERSITY/
42
5. まとめ(3/4)
先にも紹介しましたが、部門毎の部分
最適化が部門横断的な活動を阻害しま
した。だからこそクロスファンクショナル
チームを基盤として改革が進められたも
のと思われます。
 最後に、日産の取り組みでどのような成
果が得られたのか、自動車の生産台数
で確認してみたいと思います。


43
5. まとめ(4/4)
日本自動車工業会調べ 自動車生産実績
日産

トヨタ

本田

マツダ

三菱

2000年

1,141,461(-)

2,992,889(-)

1,165,347(-)

697,686(-)

727,515(-)

2001年

1,088,170(↓)

2,938,820(↓)

1,219,809(↑)

657,241(↓)

632,151(↓)

2002年

1,192,770(↑)

3,070,450(↑)

1,328,640(↑)

716,497(↑)

685,213(↑)

2003年

1,242,481(↑)

3,082,044(↑)

1,117,120(↓)

733,295(↑)

645,525(↓)

2004年

1,204,254(↓)

3,231,430(↑)

1,190,883(↑)

758,269(↑)

532,483(↓)

2005年

1,221,086(↑)

3,374,526(↑)

1,213,352(↑)

806,064(↑)

555,540(↓)

2006年

1,020,592(↓)

3,826,819(↑)

1,332,866(↑)

906,862(↑)

657,344(↑)

2007年

982,870(↓)

3,849,353(↑)

1,331,845(↓)

952,290(↑)

758,038(↑)

2008年

1,095,661(↑)

3,631,146(↓)

1,264,381(↓)

1,038,725(↑)

758,673(↑)

2009年

780,495(↓)

2,543,715(↓)

840,924(↓)

693,598(↓)

365,447(↓)

2010年

1,008,160(↑)

2,993,714(↑)

992,502(↑)

890,343(↑)

586,187(↑)

2011年

1,004,666(↓)

2,473,546(↓)

710,621(↓)

798,060(↓)

536,142(↓)

2012年

1,035,726(↑)

3,170,289(↑)

1,029,313(↑)

830,294(↑)

448,598(↓)

http://www.jama.or.jp/stats/product/index.html

44

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