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他システムからRedmineへの移行(第3回品川Redmine勉強会)
- 4. Lotus NotesからRedmineって
簡単なの?
はっきりいって,無謀である.
「業務の本質」を正しく実装していない場合が多
い.設計書が無い場合も多く,リバースエンジニ
アリングが困難.
要するに,業務が「 チケット駆動型」タスクマネ
ジメントであるか否か?が .
- 6. どんな山谷があったの?
∼ 人編 ∼
「なんとなく業務システム」が多く,移行後の仕
様をなかなか決められない.
(社内システムには手抜きが多くて...)
(Notesの原価を気にしない)利用者には「チケッ
ト駆動型」をはじめて目にする人もいて,すごく
抵抗する.
(これがあとあと,Redmineの改造につながっていく...)
- 7. どんな山谷があったの?
∼ 技術編 ∼
Notesで運用中のシステムの設計書類がない.
(社内システムには手抜きが多くて...)
(設計書を起こさなくてもそこそこ使えるものができる,というのはある意
味,ロックインしたいベンダー側にとっては都合がいい)
【例】Notesデータをエクスポートしてはみたものの,画面で見えている以
上の項目が出力される.画面部品とデータ属性を対応付ける情報がなく,つ
まり「ロゼッタストーン」に相当するものがなく,「暗号解読」が困難,つ
まり多大な「試行錯誤」を要した.
- 8. データ移行の概略図
②属性項目の対応付け
(人手)
Redmine
Notesデータベース
生な 必要最小限な
中間ファイル 中間ファイル ISMS関連
ISMS文書 XML CSV
+複合文書
契約関連
賃貸契約 変換 画像ファイル
画像ファイル
PNG
WMF
添付ファイル
Excel,
Word,
etc.
①ツールによる抽出 ③ツールによるインポート
SharePont
Converter (自製ツール)
- 12. Issue Importerの改造
ようやく本題m(_ _;)m
エラー発生時に,その原因/箇所も表示させる.
(ただし最初のエラーだけ)
日付型カスタムフィールドは "YYYY-MM-DD"形式
のみ許していたので,Date.parse が解釈できる形
式 ならば許すようにした.
【例】 "YYYY/MM/DD" や "YYYY/M/D" など
- 13. Issue Importerの改造
(2/5)
チケットの作成日をインポートした日ではな
く,CSV内に記述した日とする.
履歴の作成者と作成日がインポート可能.
(オリジナルは履歴の内容だけ)
- 14. Issue Importerの改造
(3/5)
Redmineへ登録済みのアカウントに対応する氏名を
データとしてインポート可能.
(「東京 太郎」とか「太郎 東京」,姓と名の間はasciiスペース)
登録済みアカウントに無い氏名はエラー表示.
(オリジナルでは,インポート実行者のアカウントが作成者になる)
- 15. Issue Importerの改造
(4/5)
インポート時に自動的に追加する.
(オリジナルではエラーとなる)
インポート前のチェック機能
として,空カラム名を追加.
(オリジナルはほとんど機能を有せず,
サーバーエラーとなる)
- 16. Issue Importerの改造
(5/E)
インポート側「カテゴリ」が当該プロジェクトの
「カテゴリ」に対応しないバグを修正.
(オリジナルでは,複数プロジェクトを有するRedmine内で,最初に見つかっ
た「カテゴリ」を対応付けていた)
履歴が一つしか登録できないバグを修正.