SlideShare ist ein Scribd-Unternehmen logo
1 von 70
Downloaden Sie, um offline zu lesen
1 
法人向けオンラインストレージ 
マルチデバイスファイル共有ソリューション 
株式会社ビーグッド・テクノロジー
BeGood Technology 
まずはじめに。 
ご来場いただき、誠にあ 
りがとうございます。
BeGood Technology 
今日のお話 
 1. ownCloudの説明(20分) 
 歴史 
 機能紹介 
 拡張性 
 エコシステム 
 2. 性能検証の検証結果報告(15分) 
 3.(株)ビーグッドテクノロジーとownCloudビジネス(10分)
梶原稔尚(かじわらとしひさ) 
1959年11月11日生まれ 
岐阜県岐阜市生まれ 
BeGood Technology 
自己紹介 
bonybeat 
 経歴: システム開発、データベース周り(MySQLとかOracleと 
か) 
今は(株)ビーグッド・テクノロジーの経営者です。 
 ownCloudの好きな機能: Server to Server Sync 
 その他: apacheとかMySQLとかサーバーチューニング 
新しいオープンソースを探すのが好き。
BeGood Technology 
〜概要紹介〜 
 owncloudってなんですか? 
Dropboxのような 
ファイル共有・同期環境を、 
社内DC・学内DC・クラウドとか 
(要するにどこにでも) 
構築できる 
オープンソースサーバーソフトウェア 
です。
BeGood Technology 
操作画面 
 操作画面はこんな感じです。
apc/xcache/opcacheはお好みで 
Nginx IIS 
BeGood Technology 
動作環境 
 owncloudを動かすのに必要なソフトウェアです。 
Linux 
ownCloud 
(RedHat,Debian,CentOS,Ubuntu) 
WindowsServer 
(2008) 
php 
Apache 
MySQL/Mariadb 
PostgreSQL 
その他、Lighthttpdとか 
Oracle 
アプリ 
APサーバ 
Webサーバ 
データベース 
OS
BeGood Technology 
ownCloudの歴史 
 Frankさん(Frank Karlitschek)が、2010年にサンディエゴで開催され 
たCampKDEのキーノートスピーチで「自由にデータを保存できるプ 
ラットフォームが必要だ!」といって開発を始めたのが始まりです。 
フランクさんはこの人です。 
この辺りのお話は、以下参照。 
<私がownCloud を開発しオープンソースにした理由> 
https://jp.linux.com/news/linuxcom-exclusive/418653-lco20140704
BeGood Technology 
その後 
Frankさんは、2011年にownCloud社を設立 
ver.3.0を2012年1月にリリース 
ver.4.0を2012年5月にリリース 
 このあたりでowncloudを見つけた 
 気にいってメールを送ってパートナーになった 
ver.5.0を2013年5月にリリース(日本語対応が完了) 
ver.6.0を2013年11月にリリース 
ver.7.0を2014年7月にリリース 
ver.8.0を2014年年末にリリース?
User Data Manifest を発表 
User Data Manifesto 
http://userdatamanifesto.org/ 
1. データを自分で保持できること。 
2. どこにデータがあるか明確にできること。 
3. データストレージがどこにあるか選択できること。 
4. 権限を管理できること。 
5. データの権限情報を自分で選べること。 
6. データが保持されて秘匿されていること。 
7. いつでも自由に使えること。 
8. サーバーのソフトウェアは、透明性を持っていること。 
BeGood Technology
BeGood Technology 
そうこうしていると 
世界を震撼させる事件発生 
2013年6月、エドワード・スノーデンがNSA 
を告発 
NSAの「PRISM」が世界中のデータを監 
視 
ヨーロッパは、大混乱(アメリカが俺たちを 
監視してた。友達だと思ってたのに。)
BeGood Technology 
そうは言ってもね。 
データ共有のWebサービスって便利ですよね…。 
そうです。便利です。 
「一回使ってしまって、 
その便利さを知ってしまうと 
後戻りすることは難しい。」
BeGood Technology 
そこで、 
「owncloud」です! 
1. データを外に預けなくていい。 
2. 自社で管理できる。
ownCloudの機能について 
BeGood Technology
BeGood Technology 
ファイル保存 
ownCloudは、ブラウザ上でのドラッグ&ドロップに 
よるアップロード、ダウンロード、直感的な操作性 
での利用が可能です。 
ファイルをブラウザへドラッグ&ドロップPDFはownCloud上で直接閲覧が可能
BeGood Technology 
同期機能 
ownCloud専用のデスクトップ用クライアントアプリ 
ケーションを使用すると、フォルダごとに同期され 
るため、アップロードやダウンロードを意識せず共 
有が可能になります。
BeGood Technology 
ファイル共有 
ownCloudは、同じownCloudにアカウントを持って 
いる方とファイル、フォルダの共有ができます。 
アカウントがない場合は、URLで共有できます。 
簡単にファイルを共有
BeGood Technology 
マルチデバイス対応 
ownCloudはスマートデバイス(iOS・Android)専用 
のアプリがあります。(有料:99円~100円)
BeGood Technology 
マルチデバイス対応 
ownCloudは、その他のWebDAVクライアントでも接 
続可能です。 
無料で汎用性が高いのは以下でしょうか。
BeGood Technology 
管理面では?
BeGood Technology 
アカウントの管理 
ユーザーの作成、管理者権限の付与、グループ 
の作成、ユーザーのグループ付与、グループ管理 
者の権限付与ができます。
BeGood Technology 
その他管理面 
リモート共有の許可/不許可、共有の制限や期限 
の強制、SSL接続強制が可能です。
BeGood Technology 
既存アカウント管理システムとの連携 
既に導入されているLDAPやActive Directory等 
のアカウント管理システムとownCloud間でID連携 
する事が可能です。 
既存アカウント管理システムとの連動 
ID/PW問合せ 
権限可否応答 
Active Directory
BeGood Technology 
外部ストレージとの連携 
ownCloudから外部のストレージサービスへ 
連携機能が搭載されています。Amazon S3、 
Dropbox、Google Drive等の既存のストレージに接 
続することが可能です。 
データ保存 
外部ストレージ
BeGood Technology 
既存のファイルサーバーと連携 
SAMBA/CIFSマウントを利用して社内のWindows 
ファイルサーバーをownCloudからマウントすること 
で、既存の社内ファイルサーバーの運用はそのま 
まで、ownCloudからオンラインストレージとて利用 
が可能です。データ保存
BeGood Technology 
WebDAVを利用したネットワーク接続 
WebDAVで接続可能なので、Windows、MacOS、 
Linuxのデスクトップから接続できます。
BeGood Technology 
セキュリティ 
 ownCloudはオンラインストレージとして最も重要な要素であるセキュリテイーを 
担保するために様々な仕組みが用意されています。 
 暗号化 
 SSL暗号化技術を利用した拠点間のセキュアなファイ 
ル交換が可能です。また、ownCloudはファイルを暗号 
化してからストレージに格納させることが可能です。 
 アンチウィルス 
 オープンソースのサーバー用アンチウィルスソフト 
「Clam AntiVirus」が標準サポートされています。 
 選択可能な共有方法 
 ownCloudのアカウントを持たない相手とのファイルの 
共有も可能です。簡単な操作でダウンロードURLを生 
成でき、パスワード設定はもちろん、必要以上に公開し 
続けるといったセキュリティ事故を防ぐダウンロードの 
有効期限の設定(時限公開制御)も可能です。 
 よりセキュアな環境へ 
 ownCloudはインターネットに接続できる環境であれば 
どこからでも利用可能です。さらにIPアドドレスを使用し 
たフィルタリングやVPNや専用線等を利用したよりセキ 
ュアなシステム構成で構築することも可能です。
BeGood Technology 
拡張性は?
BeGood Technology 
プラグイン/APIによる機能拡張 
ownCloudは機能拡張や他システムとの連携のた 
めのAPIやプラグインによる機能追加といった仕 
組みが用意されています。 
他のシステムからアクセスや管理機能を制御す 
るためのREST APIが用意されています。機能追 
加に関してはプラグイン形式による機能追加が可 
能です。 
ownCloud Applications - 
http://apps.owncloud.com
BeGood Technology 
サードパーティー製のプラグイン 
プラグインに関しては、ownCloudが運営するサー 
ドパーティー製のプラグインのダウンロード可能な 
サイト(ownCloud Applications)も存在し、管理画 
面より導入が可能ですh。ttp://apps.owncloud.com
ownCloud で広がるエコシステム 
BeGood Technology 
ownCloud の目指すところ、 
user data manifesto 
https://userdatamanifesto.org/ 
を元に 
ownCloud上で動く、Webサービスを代替えする 
アプリが様々に開発されています。 
簡単にご紹介します。
BeGood Technology 
ownCloud の様々な機能拡張 
Gmailの代替えを目指すWebメーラー 
・Rainloop ・RounbCube 
http://apps.owncloud.com/content/show.php/RainLoop+Webmail?content=165254 
Rainloopは、ニリアコットさんでも提供中 
「ニリアコットの仕事: ownCloudの使い方2014(7系)」 
http://niriakot.blogspot.jp/2014/07/owncloud.html
BeGood Technology 
ownCloud の様々な機能拡張 
 Google Calendar の代替えとして 
・ownCloud Calendarアプリ
アプリもあります(有料) 
CloudNews – 
ownCloud News 
Reader 
BeGood Technology 
ownCloud の様々な機能拡張 
 Google News Reader の代替えとして 
・ownCloud Newsアプリ 
ownCloud 
News Reader
BeGood Technology 
ownCloud 8の開発状況ニュース 
 ownCloud 8のリリースに向けて、ownCloud社のJos Poortvliet 
さんが、定期的に投稿しているownCloud開発状況ニュース 
・URLリンクが短くなるそうです。(開発中) 
http://yourcloud.com/index.php/s/3jd8fjv9sjd7fkl 
October 7, 2014 
ownCloud development for the first two weeks of September | ownCloud.org 
http://owncloud.org/blog/owncloud-development-for-the-first-two-weeks-of-september/ 
September 26, 2014 
ownCloud development in August Part II | ownCloud.org 
http://owncloud.org/blog/owncloud-development-in-august-part-ii/ 
September 25, 2014 
ownCloud development in August Part I | ownCloud.org 
http://owncloud.org/blog/owncloud-development-in-august-part-i/ 
August 9, 2014 
ownCloud development week 29 and 30 | ownCloud.org 
http://owncloud.org/blog/owncloud-development-week-29-and-30/
大規模な環境でも使えるの? 
BeGood Technology 
↓ 
試してみました
BeGood Technology 
シナリオ 
 アカウント数3万人 
全員が30分以内に以下を実行する! 
 ログイン 
 画面表示 
 ファイルアップロード 
 ログアウト 
ログイン→ 一覧表示→ 勤怠表ファイルアップロード→ ログアウト
 nginx×2ノード+MariaDB(GaleraCluster)×2ノード 
BeGood Technology 
システム構成1 
Active Directory 
App DB Server 1 
App DB Server 2 
Load 
Balancer 
All network connections are 1GigE 
JMeter Server1 
JMeter Server2 
NFS Server 
ASUSTeK H81I-PLUS 
Core i5-4440S CPU @ 2.80GHz 2 x 
8192 MB 
128GB SSD Corsair Performance 
Pro CentOS 6.5 
nginx, php-fpm, ownCloud, 
MariaDB 
Supermicro 
113TQ-R700WB 
Xeon E5-2630 @ 
2.30GHz 
6 x 8192 MB 
8 x 1TB RAID 6 
LoadMaster 2200 
LoadMaster 2200 CentOS 6.5 
VIA C7 
ASUSTeK H81I-PLUS 
4Port GigaE 
Single arm+DSR 
950Mbps L4 
throughput 
Requests per second 
(HTTP L7): 25,000 
Supermicro 
113TQ-R700WB 
JMeter Client 
ASUSTeK H81I-PLUS 
MariaDB 
Galera Cluster
(1秒あたり) error発生率 
BeGood Technology 
性能検証結果(システム構成1) 
 Response Time、Error(Upload部分) 
response_time(ミリ秒) スループット 
平均90%ライン 
425 695 19.62 PV 0.0% 
 Response Time、Error(ログインからログアウトまで) 
response_time(ミリ秒) スループット 
(1秒あたり) error発生率 
平均90%ライン 
230 390 136.81PV 0.0%
BeGood Technology 
社内で検証したサーバーはこんな感じ 
サーバ構成図では、分かりづらいところがありますが、 
システム構成1の実態は以下のような環境でした。
BeGood Technology 
AWS+S3 
を検証してみました
 EC2(m3-xlarge)×3ノード+ RDS(m3-xlarge)×1ノード 
BeGood Technology 
システム構成2 
AmazonLinux(m3- 
xlarge) 
nginx, php-fpm, 
ownCloud 
JMeter 
Client 
JMeter 
Server1 
JMeter 
Server2 
Web1 
local 
cache 
upload 
buffer 
Gateway 
instance 
Web2 
Web3 
m3-xlarge 
Storage 
Gateway Amazon S3
(1秒あたり) error発生率 
BeGood Technology 
性能検証結果(システム構成2) 
 Response Time、Error(Upload部分) 
response_time(ミリ秒) スループット 
平均90%ライン 
458 594 19.62 PV 0.0% 
 Response Time、Error(ログインからログアウトまで) 
response_time(ミリ秒) スループット 
(1秒あたり) error発生率 
平均90%ライン 
196 400 136.81PV 0.0%
AWS+GlusterFS 
を検証してみました 
BeGood Technology
GlusterFSとは? 
Gluster,Inc が開発した分散ファイルシステムでRedhat が買収して現 
在に至ります。Redhat は「Red Hat Storage Server」というGlusterFS 
の商用版の位置づけの製品もリリースしています。 
BeGood Technology 
• Linux上で動作する分散ファイルシステム 
• コモディティハードウェアのみで構成 
• スケーラブル 
• サーバの動的追加・削除が可能 
• データ冗長化機能 
• 負荷分散機能
BeGood Technology 
システム構成3 
 EC2(m3-xlarge)×3ノード+ RDS(m3-xlarge)×1ノード 
JMeter 
Client 
JMeter 
Server1 
JMeter 
Server2 
Web1 
Web2 
Web3 
AmazonLinux(m3- 
xlarge) 
nginx, php-fpm, 
ownCloud 
m3-xlarge 
Replicated 
Volume 
Replicated 
Volume
(1秒あたり) error発生率 
BeGood Technology 
性能検証結果(システム構成3) 
 Response Time、Error(Upload部分) 
response_time(ミリ秒) スループット 
平均90%ライン 
2638 3352 19.19 PV 0.0% 
 Response Time、Error(ログインからログアウトまで) 
response_time(ミリ秒) スループット 
(1秒あたり) error発生率 
平均90%ライン 
1362 1908 134.04 PV 0.0%
BeGood Technology 
総括 
 ownCloud自体の成熟度はかなり高い 
 検証を行った各構成のボトルネックは、アプリではなく、インフラ 
環境であり、インフラの増強や構成変更でスケールしたことから 
ownCloud自体の成熟度はかなり高いと言える。 
 実はノウハウが必要な環境構築 
 ロギング、PHPセッション、ジョブ管理、負荷分散構成、opcache、 
ulimit、GaleraClusterのinnodb_flush_log_at_trx_ commitプロパティ 
等、構築には実はノウハウが必要です。(でした) 
 以外にMySQLがボトルネックになる場合がある 
 前述のような負荷をかけるとMySQLへのクエリーが3000/秒とか 
になって最初のボトルネックになった。MySQLをクラスター化した 
り、AWSならRDSをm3-xlargeにしたりして解消した。
BeGood Technology 
総括 
 最終的にはストレージの処理能力が課題 
 オンラインストレージということもあり、ストレージへのコス 
トは高めです。「NAS」や(AWSの場合)ではストレージゲ 
ートウェイが最終的なボトルネックとなりました。
東京エレクトロンデバイスさん+bashoさんと共同で 
BeGood Technology 
S3互換のオブジェクトストレージ 
+ 
を検証しています
BeGood Technology 
RiakCSはどういうものか? 
RiakCSは、KVS型のNoSQLであるRiakを基盤として開発されたオープンソースのオ 
ブジェクトストレージソフトウェアです。Basho Technologies, Inc.によって開発されて 
います。 
Amazon S3プロトコルと互換性をもっており、データは自動的に複製され複数のサ 
ーバに保存されます。容易にサーバーが拡張ができるように設計されており、特殊 
なハードウェアを利用せずにデータを柔軟に格納できます。サーバーハードウェア 
の障害時にも容易にサービスを継続・復旧することができるようになっています。 
RiakCSには、以下のような特徴が有ります。 
・1GBを越えるファイルのサポート 
・単一障害点が無いことによる低い管理コストと耐障害性 
・安価なハードウェアで容量を容易に増やすことができる拡張性 
・障害発生時の対応の容易さ、復旧操作のしやすさ。
BeGood Technology 
システム構成4 
 nginx×2ノード+MariaDB(GaleraCluster)×2ノード+ 
Riak/RiakCS×3ノード 
DB Server 1 
(MariaDB01) 
DB Server 2 
(MariaDB02) 
Load 
Balancer 
JMeter Server1 
ASUSTeK H81I-PLUS 
Core i5-4440S CPU @ 2.80GHz 
2 x 8192 MB 
128GB SSD Corsair Performance 
Pro 
CentOS 6.5 
nginx, php-fpm, ownCloud 
LoadMaster 2200 
LoadMaster 2200 
VIA C7 
4Port GigaE 
Single arm+DSR 
950Mbps L4 throughput 
Requests per second 
(HTTP L7): 25,000 
ASUSTeK 
H81I-PLUS 
ASUSTeK 
H81I-PLUS 
App Server 1 
(ownCloud01) 
ASUSTeK 
H81I-PLUS 
App Server 2 
(ownCloud02) 
ASUSTeK 
H81I-PLUS 
DB Server 3 
(DB01) 
ASUSTeK 
H81I-PLUS
15000ユーザーで計測 
(1秒あたり) error発生率 
BeGood Technology 
性能検証結果(システム構成4) 
 Response Time、Error(Upload部分) 
response_time(ミリ秒) スループット 
中央値90%ライン 
553 1347 8.3PV 0.0% 
 Response Time、Error(ログインからログアウトまで) 
response_time(ミリ秒) スループット 
(1秒あたり) error発生率 
中央値90%ライン 
327 1179 33.0PV 0.0%
かなり安価なサーバーを横に並べて検証した結果です。 
RiakCSとownCloudは、接続時にREST APIプロトコルで動作するので、NFSとくらべて 
どうしてもオーバーヘッドが有るのですが、 
・障害点が無いことによる低い管理コストと耐障害性 
・安価なサーバーを並べていくことで大容量を実現できる拡張性 
が大きなメリットではないかと思います。 
今後、もっとサーバーを横に並べていった場合の性能が劣化しないかどうかを検証 
して、ホワイトペーパーとして発表したいと思います。 
これまでオブジェクトストレージはREST APIのみの提供であることが多く、使いにくい 
面もあったが、ownCloudというWebインターフェースと組み合わせることにより、利用 
用途や利用シーンが広がっていくものと考えられます。 
BeGood Technology
BeGood Technology 
今後の検証予定 
GlusterFSで動作しているので当然動作するの 
ですが、RedHatさんからテスト用のライセンスが 
お借りできたので念のため検証しています。 
レッドハットさんからは、2014年10月の「Red Hat Storage Server 3 
」発表時に、 
モバイルの分野ではownCloud社と協業し、企業内にDropboxタイ 
プのクラウドストレージを構築するownCloud Enterprise Editionと 
Red Hat Storageの組み合わせを推進する。 
とプレスリリース頂いています。
BeGood Technology 
ownCloudが動作するクラウド 
クラウドやホスティング系(もっとあると思います 
が) 
・ニリアコット 
・オーエフ・テック 
・NTTスマートコネクト 
・AWS MarketPlace 
・IDCFrontier 
・RapidSite 
・さくらインターネット 
・SoftLayer
BeGood Technology 
検証ネタを募集中 
うちのクラウド、うちのストレージも検証しろや。 
というご要望があれば是非ご連絡下さい。
BeGood Technology 
(株)ビーグッド・テクノロジーの 
ownCloud関連ビジネス
株式会社ビーグッド・テクノロジーownCloud 担当 
メールでのお問い合わ 
info@owncloud.jp 
受付時間:24時間受付中 
BeGood Technology 
商用サポート(コンサル、構築、保守サービス) 
電話でのお問い合わせ 
0 3 - 5 8 4 6 - 2 1 5 1 
受付時間:平日9:00~17:00 
せ 
ビーグッド・テクノロジーは、ownCloudの国内唯一の 
正式パートナーです。 
株式会社ビーグッド・テクノロジー 
〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目31−6 大塚ビル3F 
http://www.begood-tech.com/ 
http://owncloud.jp 
59
独自プラグイン開発1 日本語全文検索機能 
BeGood Technology 
 日本語でownCloudに保管したドキュメントを全文検索 
 日本語に対応した全文検索機能をownCloudアプリケーションとして組み込み 
可能です。 
保管・共有された大量のファイルから特定のキー 
ワードを含むファイルを探し出したいというニーズ 
は、ownCloudに限らず全てのファイルサーバ・オ 
ンラインストレージにあります。 
BegoodTechnologyでは、ownCloudに組み込みが 
行える全文検索アプリケーションを開発しました。 
本アプリケーションをインストール・設定することで 
ownCloudで管理されている全ての文章ファイル※ 
へ、その内容に対する全文検索が可能です。 
※ PDF 、MS Office等多数 
 利用シーン 
教育機関に採用することで過去論文へのアクセスや、研究の過程で蓄積さ 
れていくファイルを学術データベースとすることが可能となります。 
60
独自プラグイン開発1 日本語全文検索機能 
BeGood Technology 
 日本語全文検索機能のアーキテクチャ 
項目内容 
全文検索エンジンMroonga(Groonga) 
形態素解析エンジンMeCab 
テキスト抽出Apache Tika 
対応フォーマットHTML、XML、MS Powerpoint、MS Word、PDF、TEXT、ODF、SXW 
定期的に新しいファイルをインデックス化 
※全てのファイルを再インデックスする機能も有り 
登録 
検索 
全文検索画面から対象のファイル 
を検索 
ファイルをブラウザへアップロード 
全文検索 
DB 
全文検索アプリ 
61 
オープンソースの全文検索エンジン 
Mroongaを利用させてもらいました 
検索項目の追加等 
カスタマイズについ 
て別途承ります。
BeGood Technology 
独自プラグイン開発2 監査ログ機能 
 ユーザ操作をログに保存する監査ログ機能 
 標準機能では出力されないログイン・ログアウト、ファイルアップロード・ダウン 
ロード、ファイル共有等のユーザ操作をログに保存することが可能です。ログ 
インIDに限らず、アクセス元のIPについても記録するので、どこからアクセスさ 
れたかを知ることができます。 
様々な業務でクラウドやBYODといったワードが 
当たり前のようになっている昨今、利用者のセ 
キュリティに関する意識が高まっています。 
その中でユーザの操作を記録する監査ログは、 
セキュリティ対策のアプローチとして有効な手段 
の一つです。 
本アプリケーションをインストールすることで 
Webブラウザやモバイル端末等全ての端末から 
行われたアップロード・ダウンロード、共有操作 
等をログに保存することが可能です。 
また、ログローテション機能を兼ね揃えています。 
62
監査ログアプリ 
BeGood Technology 
独自プラグイン開発2 監査ログ機能 
 監査ログ機能のアーキテクチャ 
項目内容 
ロギング項目時間、アクセス元IP、ユーザID、処理概要、処理詳細、パラメータ 
ロギング処理ログイン・ログアウト、ファイルダウンロード・アップロード、 
ファイル移動・コピー・削除、フォルダ移動・コピー・削除、 
共有操作 
ログフォーマットJson形式 
ログローテーション1日に1回 
※月単位のフォルダに、ログを日付名でリネームしローテション 
出力 
ローテション 
ownCludへの各種操作 
指定ユーザの個人フォルダに圧縮したローテションファイルを保存 
63
独自プラグイン開発3 IPフィルター(firewall) 
 特定の共有フォルダにfirewallを設定することで、機密文書へのア 
クセスを制限 
 ownCloudは、PCやモバイルデバイスでどこにいても、Web経由で自身のファ 
BeGood Technology 
64 
イルやグループ共有されたフォルダにユニバーサルアクセスできることが強 
みです。 
 しかしながら、機密文書等が格納されているフォルダについては自社内から 
のアクセスのみとしたい等、フォルダに対してIPフィルターを仕掛けたいという 
要望が多数ありました。 
本アプリケーションをインストー 
ルすることで、共有を行っている 
フォルダに対して、IPフィルター 
を設定することが可能となり、指 
定したIP以外からのアクセスを 
禁止します。 
設定したフォルダ以外へのアク 
セスは可能なので、ownCloudの 
利便性は損ないません。 
社内 
自宅
独自プラグイン開発3 IPフィルター(firewall) 
IPフィルターアプリ 
BeGood Technology 
 IPフィルター機能のアーキテクチャ 
項目内容 
設定項目共有フォルダ、IPアドレス 
IPアドレス設定形式CIDR (例:192.168.10.0/24) 
フィルター対象すべての端末からの参照・ダウンロード処理 
IPアドレス設定 
各ユーザの個人設定画面から自身が共 
有しているフォルダに対して設定 
65 
社内 
自宅 
許可されているIPアドレスからのア 
クセスの場合、フォルダへのアクセ 
スを許可 
許可されているIPアドレス以外か 
らのアクセスの場合、フォルダへ 
のアクセスを許可
某家電メーカーデジタルペーパー端末のバックエ 
ンドとして、ownCloudが採用されています。 
BeGood Technology 
ownCloudを基盤としたシステム開発 
 デジタルペーパー端末を活 
用し、会議・授業の資料の 
配布や検索を可能にするソ 
リューションのバックエンドを 
支えています。 
 ownCloud既存のファイル管 
理・WebDav機能をフル活用 
し、ソリューションに必要な 
付加機能のアドオン開発を 
行いました。 
66
Japan ownCloud ユーザーグループやってます。 
BeGood Technology 
http://owncloud.jp/forum/ 
Japan ownCloud UserGroup略してJOUG(ジョウグ)って呼んでください。
BeGood Technology 
ご清聴 
ありがとうございました。
今回のデータは、スライドシェアにアッ 
プします。(近日中...) 
http://owncloud.jp 
BeGood Technology
①性能検証結果についての詳細資料はowncloud.jpから 
BeGood Technology 
ダウンロード可能です。 
②RiakCSの検証結果の詳細は、ホワイトペーパーを 
近日中に公開します。 
http://owncloud.jp

Weitere ähnliche Inhalte

Was ist angesagt?

Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説
Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説
Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説wintechq
 
Interact2019 ws2019 s2d_IN05
Interact2019 ws2019 s2d_IN05Interact2019 ws2019 s2d_IN05
Interact2019 ws2019 s2d_IN05Hiroshi Matsumoto
 
次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは
次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは
次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとはTrainocate Japan, Ltd.
 
Azure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えます
Azure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えますAzure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えます
Azure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えますwintechq
 
サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計
サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計
サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計ShuheiUda
 
あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~
あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~
あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~Masahiko Ebisuda
 
MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像
MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像 MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像
MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像 Ai Hayakawa
 
[G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料]
[G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料][G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料]
[G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料]Trainocate Japan, Ltd.
 
G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界
G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界
G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界Trainocate Japan, Ltd.
 
decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!
decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!
decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!wintechq
 
Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)
Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)
Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)CLOUDIAN KK
 
ownCloud and CLOUDIAN HyperStore
ownCloud and CLOUDIAN HyperStoreownCloud and CLOUDIAN HyperStore
ownCloud and CLOUDIAN HyperStoreCLOUDIAN KK
 
G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎
G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎
G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎Trainocate Japan, Ltd.
 
Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行
Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行
Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行wintechq
 
G tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイント
G tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイントG tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイント
G tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイントTrainocate Japan, Ltd.
 
インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018
インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018
インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018Toru Makabe
 
オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)
オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)
オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)CLOUDIAN KK
 
Hyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモ
Hyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモHyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモ
Hyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモwintechq
 

Was ist angesagt? (19)

Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説
Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説
Tech Summit 2017 CLD007 現場目線で Azure IaaS を解説
 
Interact2019 ws2019 s2d_IN05
Interact2019 ws2019 s2d_IN05Interact2019 ws2019 s2d_IN05
Interact2019 ws2019 s2d_IN05
 
次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは
次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは
次世代の企業ITインフラを支えるエンジニアとは
 
Azure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えます
Azure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えますAzure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えます
Azure IaaS 環境で安心してシステム開発する方法を教えます
 
Microsoft Azureから使うLinux
Microsoft Azureから使うLinuxMicrosoft Azureから使うLinux
Microsoft Azureから使うLinux
 
サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計
サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計
サポート エンジニアが語る、トラブルを未然に防ぐための Azure インフラ設計
 
あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~
あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~
あなたも「違いが分かる人」になりましょう! ~ Azure, AzureStack, AzureStack HCI ~
 
MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像
MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像 MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像
MS Interact 2019 - Azureサービスで実現するセキュリティ全体像
 
[G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料]
[G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料][G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料]
[G-Tech2015]Microsoft Azureを使った災害復旧の基礎[講演資料]
 
G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界
G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界
G tech2016 シスコのハイパーコンバージドインフラCisco Hyper-Flexと、その先にあるIoE/BigDataインフラの世界
 
decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!
decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!
decode2016振り返り Azure IaaSなどインフラ系8セッションのポイントについて語ります!
 
Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)
Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)
Cloudianの構築と運用の基礎 (Cloudian Summit 2012)
 
ownCloud and CLOUDIAN HyperStore
ownCloud and CLOUDIAN HyperStoreownCloud and CLOUDIAN HyperStore
ownCloud and CLOUDIAN HyperStore
 
G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎
G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎
G tech2016 Azureを使った災害復旧の基礎
 
Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行
Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行
Hyper-V仮想マシンをAzureへV2C移行
 
G tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイント
G tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイントG tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイント
G tech2016 デジタルトランスフォーメーションを牽引するAzure+OSSのスキル習得ポイント
 
インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018
インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018
インフラ野郎 Azureチーム v18.11 at Tech Summit 2018
 
オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)
オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)
オブジェクトストレージのユースケース (Cloudweek2014 講演資料)
 
Hyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモ
Hyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモHyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモ
Hyper-V 仮想マシンをAzure ARMへV2C移行...のメモ
 

Ähnlich wie オープンソースカンファレンス OSC 2014 エンタープライズ 東京 ownCloud 法人向けオンラインストレージ マルチデバイスファイル共有ソリューション

オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証
オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証
オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証Tetsurou Yano
 
Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)
Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)
Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)Takamasa Maejima
 
How to walk_on_windows_azure_platform
How to walk_on_windows_azure_platformHow to walk_on_windows_azure_platform
How to walk_on_windows_azure_platformYoshida Yuri
 
20140927 azure pack_slideshare
20140927 azure pack_slideshare20140927 azure pack_slideshare
20140927 azure pack_slideshareOsamu Takazoe
 
No-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現する
No-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現するNo-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現する
No-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現するKiyoshi Fukuda
 
Cld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプCld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプTech Summit 2016
 
20190705 mas ken_azure_stack
20190705 mas ken_azure_stack20190705 mas ken_azure_stack
20190705 mas ken_azure_stackOsamu Takazoe
 
乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説
乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説
乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説Kimihiko Kitase
 
Microsoft AI Solution Update / DLL community Update
Microsoft AI Solution Update / DLL community UpdateMicrosoft AI Solution Update / DLL community Update
Microsoft AI Solution Update / DLL community UpdateHirono Jumpei
 
[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...
[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...
[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...Google Cloud Platform - Japan
 
サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密
サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密
サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密ShuheiUda
 
Microsoft Azure Update 20151112
Microsoft Azure Update 20151112Microsoft Azure Update 20151112
Microsoft Azure Update 20151112Ayako Omori
 
[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...
[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...
[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...Insight Technology, Inc.
 
オトナのDocker入門
オトナのDocker入門オトナのDocker入門
オトナのDocker入門Tsukasa Kato
 
Open stack reference architecture v1 2
Open stack reference architecture v1 2Open stack reference architecture v1 2
Open stack reference architecture v1 2Dell TechCenter Japan
 
Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会
Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会
Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会Dai Utsui
 
2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル
2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル
2014年12月04日 ヒーロー島 AzureスペシャルDaiyu Hatakeyama
 
Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)
Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)
Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)オラクルエンジニア通信
 
Microsoft Azure build & ignight update summary
Microsoft Azure build & ignight update summary Microsoft Azure build & ignight update summary
Microsoft Azure build & ignight update summary Hirano Kazunori
 

Ähnlich wie オープンソースカンファレンス OSC 2014 エンタープライズ 東京 ownCloud 法人向けオンラインストレージ マルチデバイスファイル共有ソリューション (20)

オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証
オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証
オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud性能検証
 
Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)
Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)
Windows Server 2016 で作るシンプルなハイパーコンバージドインフラ (Microsoft TechSummit 2016)
 
How to walk_on_windows_azure_platform
How to walk_on_windows_azure_platformHow to walk_on_windows_azure_platform
How to walk_on_windows_azure_platform
 
20140927 azure pack_slideshare
20140927 azure pack_slideshare20140927 azure pack_slideshare
20140927 azure pack_slideshare
 
No-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現する
No-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現するNo-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現する
No-Ops で大量データ処理基盤を簡単に実現する
 
No-Ops で大量データ処理基盤
No-Ops で大量データ処理基盤No-Ops で大量データ処理基盤
No-Ops で大量データ処理基盤
 
Cld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプCld002 windows server_2016_で作るシンプ
Cld002 windows server_2016_で作るシンプ
 
20190705 mas ken_azure_stack
20190705 mas ken_azure_stack20190705 mas ken_azure_stack
20190705 mas ken_azure_stack
 
乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説
乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説
乗り遅れるな!IBMが本気で取り組む新世代クラウドサービスを徹底解説
 
Microsoft AI Solution Update / DLL community Update
Microsoft AI Solution Update / DLL community UpdateMicrosoft AI Solution Update / DLL community Update
Microsoft AI Solution Update / DLL community Update
 
[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...
[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...
[Cloud OnAir] 【実演】Google Cloud VMware Engine と VMware ソリューションを組み合わせたハイブリッド環境の...
 
サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密
サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密
サポート エンジニアが語る、Microsoft Azure を支えるインフラの秘密
 
Microsoft Azure Update 20151112
Microsoft Azure Update 20151112Microsoft Azure Update 20151112
Microsoft Azure Update 20151112
 
[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...
[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...
[db tech showcase OSS 2017] A24: マイクロソフトと OSS Database - Azure Database for M...
 
オトナのDocker入門
オトナのDocker入門オトナのDocker入門
オトナのDocker入門
 
Open stack reference architecture v1 2
Open stack reference architecture v1 2Open stack reference architecture v1 2
Open stack reference architecture v1 2
 
Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会
Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会
Gmo media.inc 第9回西日本ossの普及を考える会
 
2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル
2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル
2014年12月04日 ヒーロー島 Azureスペシャル
 
Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)
Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)
Oracle Database / Exadata Cloud 技術情報(Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2020年7月9日)
 
Microsoft Azure build & ignight update summary
Microsoft Azure build & ignight update summary Microsoft Azure build & ignight update summary
Microsoft Azure build & ignight update summary
 

Mehr von Tetsurou Yano

Container storage for DeepLearning
Container storage for DeepLearningContainer storage for DeepLearning
Container storage for DeepLearningTetsurou Yano
 
軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介
軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介
軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介Tetsurou Yano
 
GitLab CI/CD パイプライン
GitLab CI/CD パイプラインGitLab CI/CD パイプライン
GitLab CI/CD パイプラインTetsurou Yano
 
Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能
Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能
Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能Tetsurou Yano
 
Nextcloud と Libreoffice online について
Nextcloud と Libreoffice online についてNextcloud と Libreoffice online について
Nextcloud と Libreoffice online についてTetsurou Yano
 
AI分野におけるコンテナオーケストレーションとは
AI分野におけるコンテナオーケストレーションとはAI分野におけるコンテナオーケストレーションとは
AI分野におけるコンテナオーケストレーションとはTetsurou Yano
 
Kubernetes で変わるインフラ
Kubernetes で変わるインフラKubernetes で変わるインフラ
Kubernetes で変わるインフラTetsurou Yano
 
Pachyderm Introduction
Pachyderm IntroductionPachyderm Introduction
Pachyderm IntroductionTetsurou Yano
 
SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)
SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)
SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)Tetsurou Yano
 
Rancher Charts Introduction
Rancher Charts IntroductionRancher Charts Introduction
Rancher Charts IntroductionTetsurou Yano
 
Rancher kubernetes storages
Rancher kubernetes storagesRancher kubernetes storages
Rancher kubernetes storagesTetsurou Yano
 
Stylez GitLab勉強会 第1回
Stylez GitLab勉強会 第1回Stylez GitLab勉強会 第1回
Stylez GitLab勉強会 第1回Tetsurou Yano
 
Rancher enterpriseについて
Rancher enterpriseについてRancher enterpriseについて
Rancher enterpriseについてTetsurou Yano
 
Rancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summary
Rancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summaryRancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summary
Rancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summaryTetsurou Yano
 
Rancher と GitLab を使う3つの理由
Rancher と GitLab を使う3つの理由Rancher と GitLab を使う3つの理由
Rancher と GitLab を使う3つの理由Tetsurou Yano
 
rancherによるdev opsの実際_スタイルズ
rancherによるdev opsの実際_スタイルズrancherによるdev opsの実際_スタイルズ
rancherによるdev opsの実際_スタイルズTetsurou Yano
 
Rancher Meetup Tokyo #7 Rancher Home
Rancher Meetup Tokyo #7 Rancher HomeRancher Meetup Tokyo #7 Rancher Home
Rancher Meetup Tokyo #7 Rancher HomeTetsurou Yano
 
Rancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancher
Rancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancherRancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancher
Rancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancherTetsurou Yano
 
GitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registry
GitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registryGitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registry
GitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registryTetsurou Yano
 
Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成
Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成
Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成Tetsurou Yano
 

Mehr von Tetsurou Yano (20)

Container storage for DeepLearning
Container storage for DeepLearningContainer storage for DeepLearning
Container storage for DeepLearning
 
軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介
軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介
軽量Kubernetes環境 K3Sのご紹介
 
GitLab CI/CD パイプライン
GitLab CI/CD パイプラインGitLab CI/CD パイプライン
GitLab CI/CD パイプライン
 
Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能
Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能
Nextcloud 16,15の新機能とOnline Office機能
 
Nextcloud と Libreoffice online について
Nextcloud と Libreoffice online についてNextcloud と Libreoffice online について
Nextcloud と Libreoffice online について
 
AI分野におけるコンテナオーケストレーションとは
AI分野におけるコンテナオーケストレーションとはAI分野におけるコンテナオーケストレーションとは
AI分野におけるコンテナオーケストレーションとは
 
Kubernetes で変わるインフラ
Kubernetes で変わるインフラKubernetes で変わるインフラ
Kubernetes で変わるインフラ
 
Pachyderm Introduction
Pachyderm IntroductionPachyderm Introduction
Pachyderm Introduction
 
SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)
SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)
SIerにおけるKubernetes活用(OSSユーザーによる勉強会-公開版)
 
Rancher Charts Introduction
Rancher Charts IntroductionRancher Charts Introduction
Rancher Charts Introduction
 
Rancher kubernetes storages
Rancher kubernetes storagesRancher kubernetes storages
Rancher kubernetes storages
 
Stylez GitLab勉強会 第1回
Stylez GitLab勉強会 第1回Stylez GitLab勉強会 第1回
Stylez GitLab勉強会 第1回
 
Rancher enterpriseについて
Rancher enterpriseについてRancher enterpriseについて
Rancher enterpriseについて
 
Rancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summary
Rancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summaryRancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summary
Rancher jp1周年振り返り anniversary meetup slide summary
 
Rancher と GitLab を使う3つの理由
Rancher と GitLab を使う3つの理由Rancher と GitLab を使う3つの理由
Rancher と GitLab を使う3つの理由
 
rancherによるdev opsの実際_スタイルズ
rancherによるdev opsの実際_スタイルズrancherによるdev opsの実際_スタイルズ
rancherによるdev opsの実際_スタイルズ
 
Rancher Meetup Tokyo #7 Rancher Home
Rancher Meetup Tokyo #7 Rancher HomeRancher Meetup Tokyo #7 Rancher Home
Rancher Meetup Tokyo #7 Rancher Home
 
Rancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancher
Rancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancherRancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancher
Rancherで簡単に作るk8s環境 Kubernetes meetup tokyo #4 LT kubernetes on rancher
 
GitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registry
GitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registryGitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registry
GitLab Meetup Tokyo#2 Rancher gitlab container registry
 
Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成
Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成
Rancher meetuptokyo #4 Vagrant でつくる Rancher HA構成
 

オープンソースカンファレンス OSC 2014 エンタープライズ 東京 ownCloud 法人向けオンラインストレージ マルチデバイスファイル共有ソリューション

  • 2. BeGood Technology まずはじめに。 ご来場いただき、誠にあ りがとうございます。
  • 3. BeGood Technology 今日のお話  1. ownCloudの説明(20分)  歴史  機能紹介  拡張性  エコシステム  2. 性能検証の検証結果報告(15分)  3.(株)ビーグッドテクノロジーとownCloudビジネス(10分)
  • 4. 梶原稔尚(かじわらとしひさ) 1959年11月11日生まれ 岐阜県岐阜市生まれ BeGood Technology 自己紹介 bonybeat  経歴: システム開発、データベース周り(MySQLとかOracleと か) 今は(株)ビーグッド・テクノロジーの経営者です。  ownCloudの好きな機能: Server to Server Sync  その他: apacheとかMySQLとかサーバーチューニング 新しいオープンソースを探すのが好き。
  • 5. BeGood Technology 〜概要紹介〜  owncloudってなんですか? Dropboxのような ファイル共有・同期環境を、 社内DC・学内DC・クラウドとか (要するにどこにでも) 構築できる オープンソースサーバーソフトウェア です。
  • 6. BeGood Technology 操作画面  操作画面はこんな感じです。
  • 7. apc/xcache/opcacheはお好みで Nginx IIS BeGood Technology 動作環境  owncloudを動かすのに必要なソフトウェアです。 Linux ownCloud (RedHat,Debian,CentOS,Ubuntu) WindowsServer (2008) php Apache MySQL/Mariadb PostgreSQL その他、Lighthttpdとか Oracle アプリ APサーバ Webサーバ データベース OS
  • 8. BeGood Technology ownCloudの歴史  Frankさん(Frank Karlitschek)が、2010年にサンディエゴで開催され たCampKDEのキーノートスピーチで「自由にデータを保存できるプ ラットフォームが必要だ!」といって開発を始めたのが始まりです。 フランクさんはこの人です。 この辺りのお話は、以下参照。 <私がownCloud を開発しオープンソースにした理由> https://jp.linux.com/news/linuxcom-exclusive/418653-lco20140704
  • 9. BeGood Technology その後 Frankさんは、2011年にownCloud社を設立 ver.3.0を2012年1月にリリース ver.4.0を2012年5月にリリース  このあたりでowncloudを見つけた  気にいってメールを送ってパートナーになった ver.5.0を2013年5月にリリース(日本語対応が完了) ver.6.0を2013年11月にリリース ver.7.0を2014年7月にリリース ver.8.0を2014年年末にリリース?
  • 10. User Data Manifest を発表 User Data Manifesto http://userdatamanifesto.org/ 1. データを自分で保持できること。 2. どこにデータがあるか明確にできること。 3. データストレージがどこにあるか選択できること。 4. 権限を管理できること。 5. データの権限情報を自分で選べること。 6. データが保持されて秘匿されていること。 7. いつでも自由に使えること。 8. サーバーのソフトウェアは、透明性を持っていること。 BeGood Technology
  • 11. BeGood Technology そうこうしていると 世界を震撼させる事件発生 2013年6月、エドワード・スノーデンがNSA を告発 NSAの「PRISM」が世界中のデータを監 視 ヨーロッパは、大混乱(アメリカが俺たちを 監視してた。友達だと思ってたのに。)
  • 12. BeGood Technology そうは言ってもね。 データ共有のWebサービスって便利ですよね…。 そうです。便利です。 「一回使ってしまって、 その便利さを知ってしまうと 後戻りすることは難しい。」
  • 13. BeGood Technology そこで、 「owncloud」です! 1. データを外に預けなくていい。 2. 自社で管理できる。
  • 15. BeGood Technology ファイル保存 ownCloudは、ブラウザ上でのドラッグ&ドロップに よるアップロード、ダウンロード、直感的な操作性 での利用が可能です。 ファイルをブラウザへドラッグ&ドロップPDFはownCloud上で直接閲覧が可能
  • 16. BeGood Technology 同期機能 ownCloud専用のデスクトップ用クライアントアプリ ケーションを使用すると、フォルダごとに同期され るため、アップロードやダウンロードを意識せず共 有が可能になります。
  • 17. BeGood Technology ファイル共有 ownCloudは、同じownCloudにアカウントを持って いる方とファイル、フォルダの共有ができます。 アカウントがない場合は、URLで共有できます。 簡単にファイルを共有
  • 18. BeGood Technology マルチデバイス対応 ownCloudはスマートデバイス(iOS・Android)専用 のアプリがあります。(有料:99円~100円)
  • 19. BeGood Technology マルチデバイス対応 ownCloudは、その他のWebDAVクライアントでも接 続可能です。 無料で汎用性が高いのは以下でしょうか。
  • 21. BeGood Technology アカウントの管理 ユーザーの作成、管理者権限の付与、グループ の作成、ユーザーのグループ付与、グループ管理 者の権限付与ができます。
  • 22. BeGood Technology その他管理面 リモート共有の許可/不許可、共有の制限や期限 の強制、SSL接続強制が可能です。
  • 23. BeGood Technology 既存アカウント管理システムとの連携 既に導入されているLDAPやActive Directory等 のアカウント管理システムとownCloud間でID連携 する事が可能です。 既存アカウント管理システムとの連動 ID/PW問合せ 権限可否応答 Active Directory
  • 24. BeGood Technology 外部ストレージとの連携 ownCloudから外部のストレージサービスへ 連携機能が搭載されています。Amazon S3、 Dropbox、Google Drive等の既存のストレージに接 続することが可能です。 データ保存 外部ストレージ
  • 25. BeGood Technology 既存のファイルサーバーと連携 SAMBA/CIFSマウントを利用して社内のWindows ファイルサーバーをownCloudからマウントすること で、既存の社内ファイルサーバーの運用はそのま まで、ownCloudからオンラインストレージとて利用 が可能です。データ保存
  • 26. BeGood Technology WebDAVを利用したネットワーク接続 WebDAVで接続可能なので、Windows、MacOS、 Linuxのデスクトップから接続できます。
  • 27. BeGood Technology セキュリティ  ownCloudはオンラインストレージとして最も重要な要素であるセキュリテイーを 担保するために様々な仕組みが用意されています。  暗号化  SSL暗号化技術を利用した拠点間のセキュアなファイ ル交換が可能です。また、ownCloudはファイルを暗号 化してからストレージに格納させることが可能です。  アンチウィルス  オープンソースのサーバー用アンチウィルスソフト 「Clam AntiVirus」が標準サポートされています。  選択可能な共有方法  ownCloudのアカウントを持たない相手とのファイルの 共有も可能です。簡単な操作でダウンロードURLを生 成でき、パスワード設定はもちろん、必要以上に公開し 続けるといったセキュリティ事故を防ぐダウンロードの 有効期限の設定(時限公開制御)も可能です。  よりセキュアな環境へ  ownCloudはインターネットに接続できる環境であれば どこからでも利用可能です。さらにIPアドドレスを使用し たフィルタリングやVPNや専用線等を利用したよりセキ ュアなシステム構成で構築することも可能です。
  • 29. BeGood Technology プラグイン/APIによる機能拡張 ownCloudは機能拡張や他システムとの連携のた めのAPIやプラグインによる機能追加といった仕 組みが用意されています。 他のシステムからアクセスや管理機能を制御す るためのREST APIが用意されています。機能追 加に関してはプラグイン形式による機能追加が可 能です。 ownCloud Applications - http://apps.owncloud.com
  • 30. BeGood Technology サードパーティー製のプラグイン プラグインに関しては、ownCloudが運営するサー ドパーティー製のプラグインのダウンロード可能な サイト(ownCloud Applications)も存在し、管理画 面より導入が可能ですh。ttp://apps.owncloud.com
  • 31. ownCloud で広がるエコシステム BeGood Technology ownCloud の目指すところ、 user data manifesto https://userdatamanifesto.org/ を元に ownCloud上で動く、Webサービスを代替えする アプリが様々に開発されています。 簡単にご紹介します。
  • 32. BeGood Technology ownCloud の様々な機能拡張 Gmailの代替えを目指すWebメーラー ・Rainloop ・RounbCube http://apps.owncloud.com/content/show.php/RainLoop+Webmail?content=165254 Rainloopは、ニリアコットさんでも提供中 「ニリアコットの仕事: ownCloudの使い方2014(7系)」 http://niriakot.blogspot.jp/2014/07/owncloud.html
  • 33. BeGood Technology ownCloud の様々な機能拡張  Google Calendar の代替えとして ・ownCloud Calendarアプリ
  • 34. アプリもあります(有料) CloudNews – ownCloud News Reader BeGood Technology ownCloud の様々な機能拡張  Google News Reader の代替えとして ・ownCloud Newsアプリ ownCloud News Reader
  • 35. BeGood Technology ownCloud 8の開発状況ニュース  ownCloud 8のリリースに向けて、ownCloud社のJos Poortvliet さんが、定期的に投稿しているownCloud開発状況ニュース ・URLリンクが短くなるそうです。(開発中) http://yourcloud.com/index.php/s/3jd8fjv9sjd7fkl October 7, 2014 ownCloud development for the first two weeks of September | ownCloud.org http://owncloud.org/blog/owncloud-development-for-the-first-two-weeks-of-september/ September 26, 2014 ownCloud development in August Part II | ownCloud.org http://owncloud.org/blog/owncloud-development-in-august-part-ii/ September 25, 2014 ownCloud development in August Part I | ownCloud.org http://owncloud.org/blog/owncloud-development-in-august-part-i/ August 9, 2014 ownCloud development week 29 and 30 | ownCloud.org http://owncloud.org/blog/owncloud-development-week-29-and-30/
  • 37. BeGood Technology シナリオ  アカウント数3万人 全員が30分以内に以下を実行する!  ログイン  画面表示  ファイルアップロード  ログアウト ログイン→ 一覧表示→ 勤怠表ファイルアップロード→ ログアウト
  • 38.  nginx×2ノード+MariaDB(GaleraCluster)×2ノード BeGood Technology システム構成1 Active Directory App DB Server 1 App DB Server 2 Load Balancer All network connections are 1GigE JMeter Server1 JMeter Server2 NFS Server ASUSTeK H81I-PLUS Core i5-4440S CPU @ 2.80GHz 2 x 8192 MB 128GB SSD Corsair Performance Pro CentOS 6.5 nginx, php-fpm, ownCloud, MariaDB Supermicro 113TQ-R700WB Xeon E5-2630 @ 2.30GHz 6 x 8192 MB 8 x 1TB RAID 6 LoadMaster 2200 LoadMaster 2200 CentOS 6.5 VIA C7 ASUSTeK H81I-PLUS 4Port GigaE Single arm+DSR 950Mbps L4 throughput Requests per second (HTTP L7): 25,000 Supermicro 113TQ-R700WB JMeter Client ASUSTeK H81I-PLUS MariaDB Galera Cluster
  • 39. (1秒あたり) error発生率 BeGood Technology 性能検証結果(システム構成1)  Response Time、Error(Upload部分) response_time(ミリ秒) スループット 平均90%ライン 425 695 19.62 PV 0.0%  Response Time、Error(ログインからログアウトまで) response_time(ミリ秒) スループット (1秒あたり) error発生率 平均90%ライン 230 390 136.81PV 0.0%
  • 40. BeGood Technology 社内で検証したサーバーはこんな感じ サーバ構成図では、分かりづらいところがありますが、 システム構成1の実態は以下のような環境でした。
  • 41. BeGood Technology AWS+S3 を検証してみました
  • 42.  EC2(m3-xlarge)×3ノード+ RDS(m3-xlarge)×1ノード BeGood Technology システム構成2 AmazonLinux(m3- xlarge) nginx, php-fpm, ownCloud JMeter Client JMeter Server1 JMeter Server2 Web1 local cache upload buffer Gateway instance Web2 Web3 m3-xlarge Storage Gateway Amazon S3
  • 43. (1秒あたり) error発生率 BeGood Technology 性能検証結果(システム構成2)  Response Time、Error(Upload部分) response_time(ミリ秒) スループット 平均90%ライン 458 594 19.62 PV 0.0%  Response Time、Error(ログインからログアウトまで) response_time(ミリ秒) スループット (1秒あたり) error発生率 平均90%ライン 196 400 136.81PV 0.0%
  • 45. GlusterFSとは? Gluster,Inc が開発した分散ファイルシステムでRedhat が買収して現 在に至ります。Redhat は「Red Hat Storage Server」というGlusterFS の商用版の位置づけの製品もリリースしています。 BeGood Technology • Linux上で動作する分散ファイルシステム • コモディティハードウェアのみで構成 • スケーラブル • サーバの動的追加・削除が可能 • データ冗長化機能 • 負荷分散機能
  • 46. BeGood Technology システム構成3  EC2(m3-xlarge)×3ノード+ RDS(m3-xlarge)×1ノード JMeter Client JMeter Server1 JMeter Server2 Web1 Web2 Web3 AmazonLinux(m3- xlarge) nginx, php-fpm, ownCloud m3-xlarge Replicated Volume Replicated Volume
  • 47. (1秒あたり) error発生率 BeGood Technology 性能検証結果(システム構成3)  Response Time、Error(Upload部分) response_time(ミリ秒) スループット 平均90%ライン 2638 3352 19.19 PV 0.0%  Response Time、Error(ログインからログアウトまで) response_time(ミリ秒) スループット (1秒あたり) error発生率 平均90%ライン 1362 1908 134.04 PV 0.0%
  • 48. BeGood Technology 総括  ownCloud自体の成熟度はかなり高い  検証を行った各構成のボトルネックは、アプリではなく、インフラ 環境であり、インフラの増強や構成変更でスケールしたことから ownCloud自体の成熟度はかなり高いと言える。  実はノウハウが必要な環境構築  ロギング、PHPセッション、ジョブ管理、負荷分散構成、opcache、 ulimit、GaleraClusterのinnodb_flush_log_at_trx_ commitプロパティ 等、構築には実はノウハウが必要です。(でした)  以外にMySQLがボトルネックになる場合がある  前述のような負荷をかけるとMySQLへのクエリーが3000/秒とか になって最初のボトルネックになった。MySQLをクラスター化した り、AWSならRDSをm3-xlargeにしたりして解消した。
  • 49. BeGood Technology 総括  最終的にはストレージの処理能力が課題  オンラインストレージということもあり、ストレージへのコス トは高めです。「NAS」や(AWSの場合)ではストレージゲ ートウェイが最終的なボトルネックとなりました。
  • 50. 東京エレクトロンデバイスさん+bashoさんと共同で BeGood Technology S3互換のオブジェクトストレージ + を検証しています
  • 51. BeGood Technology RiakCSはどういうものか? RiakCSは、KVS型のNoSQLであるRiakを基盤として開発されたオープンソースのオ ブジェクトストレージソフトウェアです。Basho Technologies, Inc.によって開発されて います。 Amazon S3プロトコルと互換性をもっており、データは自動的に複製され複数のサ ーバに保存されます。容易にサーバーが拡張ができるように設計されており、特殊 なハードウェアを利用せずにデータを柔軟に格納できます。サーバーハードウェア の障害時にも容易にサービスを継続・復旧することができるようになっています。 RiakCSには、以下のような特徴が有ります。 ・1GBを越えるファイルのサポート ・単一障害点が無いことによる低い管理コストと耐障害性 ・安価なハードウェアで容量を容易に増やすことができる拡張性 ・障害発生時の対応の容易さ、復旧操作のしやすさ。
  • 52. BeGood Technology システム構成4  nginx×2ノード+MariaDB(GaleraCluster)×2ノード+ Riak/RiakCS×3ノード DB Server 1 (MariaDB01) DB Server 2 (MariaDB02) Load Balancer JMeter Server1 ASUSTeK H81I-PLUS Core i5-4440S CPU @ 2.80GHz 2 x 8192 MB 128GB SSD Corsair Performance Pro CentOS 6.5 nginx, php-fpm, ownCloud LoadMaster 2200 LoadMaster 2200 VIA C7 4Port GigaE Single arm+DSR 950Mbps L4 throughput Requests per second (HTTP L7): 25,000 ASUSTeK H81I-PLUS ASUSTeK H81I-PLUS App Server 1 (ownCloud01) ASUSTeK H81I-PLUS App Server 2 (ownCloud02) ASUSTeK H81I-PLUS DB Server 3 (DB01) ASUSTeK H81I-PLUS
  • 53. 15000ユーザーで計測 (1秒あたり) error発生率 BeGood Technology 性能検証結果(システム構成4)  Response Time、Error(Upload部分) response_time(ミリ秒) スループット 中央値90%ライン 553 1347 8.3PV 0.0%  Response Time、Error(ログインからログアウトまで) response_time(ミリ秒) スループット (1秒あたり) error発生率 中央値90%ライン 327 1179 33.0PV 0.0%
  • 54. かなり安価なサーバーを横に並べて検証した結果です。 RiakCSとownCloudは、接続時にREST APIプロトコルで動作するので、NFSとくらべて どうしてもオーバーヘッドが有るのですが、 ・障害点が無いことによる低い管理コストと耐障害性 ・安価なサーバーを並べていくことで大容量を実現できる拡張性 が大きなメリットではないかと思います。 今後、もっとサーバーを横に並べていった場合の性能が劣化しないかどうかを検証 して、ホワイトペーパーとして発表したいと思います。 これまでオブジェクトストレージはREST APIのみの提供であることが多く、使いにくい 面もあったが、ownCloudというWebインターフェースと組み合わせることにより、利用 用途や利用シーンが広がっていくものと考えられます。 BeGood Technology
  • 55. BeGood Technology 今後の検証予定 GlusterFSで動作しているので当然動作するの ですが、RedHatさんからテスト用のライセンスが お借りできたので念のため検証しています。 レッドハットさんからは、2014年10月の「Red Hat Storage Server 3 」発表時に、 モバイルの分野ではownCloud社と協業し、企業内にDropboxタイ プのクラウドストレージを構築するownCloud Enterprise Editionと Red Hat Storageの組み合わせを推進する。 とプレスリリース頂いています。
  • 56. BeGood Technology ownCloudが動作するクラウド クラウドやホスティング系(もっとあると思います が) ・ニリアコット ・オーエフ・テック ・NTTスマートコネクト ・AWS MarketPlace ・IDCFrontier ・RapidSite ・さくらインターネット ・SoftLayer
  • 57. BeGood Technology 検証ネタを募集中 うちのクラウド、うちのストレージも検証しろや。 というご要望があれば是非ご連絡下さい。
  • 59. 株式会社ビーグッド・テクノロジーownCloud 担当 メールでのお問い合わ info@owncloud.jp 受付時間:24時間受付中 BeGood Technology 商用サポート(コンサル、構築、保守サービス) 電話でのお問い合わせ 0 3 - 5 8 4 6 - 2 1 5 1 受付時間:平日9:00~17:00 せ ビーグッド・テクノロジーは、ownCloudの国内唯一の 正式パートナーです。 株式会社ビーグッド・テクノロジー 〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目31−6 大塚ビル3F http://www.begood-tech.com/ http://owncloud.jp 59
  • 60. 独自プラグイン開発1 日本語全文検索機能 BeGood Technology  日本語でownCloudに保管したドキュメントを全文検索  日本語に対応した全文検索機能をownCloudアプリケーションとして組み込み 可能です。 保管・共有された大量のファイルから特定のキー ワードを含むファイルを探し出したいというニーズ は、ownCloudに限らず全てのファイルサーバ・オ ンラインストレージにあります。 BegoodTechnologyでは、ownCloudに組み込みが 行える全文検索アプリケーションを開発しました。 本アプリケーションをインストール・設定することで ownCloudで管理されている全ての文章ファイル※ へ、その内容に対する全文検索が可能です。 ※ PDF 、MS Office等多数  利用シーン 教育機関に採用することで過去論文へのアクセスや、研究の過程で蓄積さ れていくファイルを学術データベースとすることが可能となります。 60
  • 61. 独自プラグイン開発1 日本語全文検索機能 BeGood Technology  日本語全文検索機能のアーキテクチャ 項目内容 全文検索エンジンMroonga(Groonga) 形態素解析エンジンMeCab テキスト抽出Apache Tika 対応フォーマットHTML、XML、MS Powerpoint、MS Word、PDF、TEXT、ODF、SXW 定期的に新しいファイルをインデックス化 ※全てのファイルを再インデックスする機能も有り 登録 検索 全文検索画面から対象のファイル を検索 ファイルをブラウザへアップロード 全文検索 DB 全文検索アプリ 61 オープンソースの全文検索エンジン Mroongaを利用させてもらいました 検索項目の追加等 カスタマイズについ て別途承ります。
  • 62. BeGood Technology 独自プラグイン開発2 監査ログ機能  ユーザ操作をログに保存する監査ログ機能  標準機能では出力されないログイン・ログアウト、ファイルアップロード・ダウン ロード、ファイル共有等のユーザ操作をログに保存することが可能です。ログ インIDに限らず、アクセス元のIPについても記録するので、どこからアクセスさ れたかを知ることができます。 様々な業務でクラウドやBYODといったワードが 当たり前のようになっている昨今、利用者のセ キュリティに関する意識が高まっています。 その中でユーザの操作を記録する監査ログは、 セキュリティ対策のアプローチとして有効な手段 の一つです。 本アプリケーションをインストールすることで Webブラウザやモバイル端末等全ての端末から 行われたアップロード・ダウンロード、共有操作 等をログに保存することが可能です。 また、ログローテション機能を兼ね揃えています。 62
  • 63. 監査ログアプリ BeGood Technology 独自プラグイン開発2 監査ログ機能  監査ログ機能のアーキテクチャ 項目内容 ロギング項目時間、アクセス元IP、ユーザID、処理概要、処理詳細、パラメータ ロギング処理ログイン・ログアウト、ファイルダウンロード・アップロード、 ファイル移動・コピー・削除、フォルダ移動・コピー・削除、 共有操作 ログフォーマットJson形式 ログローテーション1日に1回 ※月単位のフォルダに、ログを日付名でリネームしローテション 出力 ローテション ownCludへの各種操作 指定ユーザの個人フォルダに圧縮したローテションファイルを保存 63
  • 64. 独自プラグイン開発3 IPフィルター(firewall)  特定の共有フォルダにfirewallを設定することで、機密文書へのア クセスを制限  ownCloudは、PCやモバイルデバイスでどこにいても、Web経由で自身のファ BeGood Technology 64 イルやグループ共有されたフォルダにユニバーサルアクセスできることが強 みです。  しかしながら、機密文書等が格納されているフォルダについては自社内から のアクセスのみとしたい等、フォルダに対してIPフィルターを仕掛けたいという 要望が多数ありました。 本アプリケーションをインストー ルすることで、共有を行っている フォルダに対して、IPフィルター を設定することが可能となり、指 定したIP以外からのアクセスを 禁止します。 設定したフォルダ以外へのアク セスは可能なので、ownCloudの 利便性は損ないません。 社内 自宅
  • 65. 独自プラグイン開発3 IPフィルター(firewall) IPフィルターアプリ BeGood Technology  IPフィルター機能のアーキテクチャ 項目内容 設定項目共有フォルダ、IPアドレス IPアドレス設定形式CIDR (例:192.168.10.0/24) フィルター対象すべての端末からの参照・ダウンロード処理 IPアドレス設定 各ユーザの個人設定画面から自身が共 有しているフォルダに対して設定 65 社内 自宅 許可されているIPアドレスからのア クセスの場合、フォルダへのアクセ スを許可 許可されているIPアドレス以外か らのアクセスの場合、フォルダへ のアクセスを許可
  • 66. 某家電メーカーデジタルペーパー端末のバックエ ンドとして、ownCloudが採用されています。 BeGood Technology ownCloudを基盤としたシステム開発  デジタルペーパー端末を活 用し、会議・授業の資料の 配布や検索を可能にするソ リューションのバックエンドを 支えています。  ownCloud既存のファイル管 理・WebDav機能をフル活用 し、ソリューションに必要な 付加機能のアドオン開発を 行いました。 66
  • 67. Japan ownCloud ユーザーグループやってます。 BeGood Technology http://owncloud.jp/forum/ Japan ownCloud UserGroup略してJOUG(ジョウグ)って呼んでください。
  • 68. BeGood Technology ご清聴 ありがとうございました。
  • 70. ①性能検証結果についての詳細資料はowncloud.jpから BeGood Technology ダウンロード可能です。 ②RiakCSの検証結果の詳細は、ホワイトペーパーを 近日中に公開します。 http://owncloud.jp

Hinweis der Redaktion

  1. それでは、 ownCloudで構築する大規模オンラインストレージ といことでセミナーを開始させて頂きます。
  2. まずはじめに、ご来場いただきまして、まことにありがとうございます。
  3. 時間を3つに分けさせて頂いて、 まず始めに、owncloudについて、せつめいさせていただきます。 つぎに、owncloudを構築して、性能の検証したデータありますので、それを報告させて頂きます。 最後に、ownCloudのエコシステムと題しまして、現在のownCloudの拡張機能などについてお話させていただきます。
  4. まず、owncloudってなんですか?ちょっと初歩的なところから入りたいと思います。 ひと言で言うと。。。。。 Linuxで動く、ファイルを保存するユーザーインターフェースを提供するオープンソースのサーバーソフトウェアです。 わかりずらいですよね。
  5. まあ、画面はこんな感じなっています。ownCloud 7のファイルアプリの画面です。 こちらは向かって右側が、フォルダが見えていますね。 こう言うような形でファイルを保存できるサーバー。 いうことになります。
  6. じゃあ、owncloudを動かすにはどういうものが必要か?というこで、必要なコンポーネントをスタックして表現してみました。 したから、OSでLinuxとWindows、がございます。FreeBSDでもですね。FreeNASというのがあるんですが、そちらでも動いておりますので公式ではありませんが、問題なく動くと思います。 究極的には、PHPと上記のデータベースが動く環境であれば動かせると思います。 ちょっと腕力が必要な場合もあるかもしれません。
  7. そのご、フランクさんは、2011年にowncloud社を設立 Version.3を2012年1月にリリース その後も、4,5,6,7とですね。順調にバージョンアップを重ねてきております。 で7月には、バージョン7がリリースされました。
  8. ownCloudの歴史の間に、ユーザーデータマニフェストというのをフランクさんは発表しています。 これはですね、プライベートなデータというのは、このように扱われるべきである。 このような対処が必要ですよ。と言うようなことを宣言したものです。 当然、この思想を元に owncloudもつくられているということになります。
  9. ところがですね。こういった事件が起きました。 NSAのプリズムが、世界中のデータを監視してた。 エドワード・スノーデン氏がNSAを告発したんですね。 ヨーロッパの各国は大混乱。アメリカが、俺たちを監視してた。友達だと思ってたのに。 てな状況のようです。
  10. とは言ってもですね。 Webのデータ保存サービスというのは、便利です。 そうです。便利です。 「一回使ってしまってその便利さを知ってしまうと後戻りすることは難しい。」 まったくそのとおりです。
  11. そこで、「owncloud」! データを外に出さなくていい。 自社で管理できる。 というところから注目されはじめています。
  12. 最後に、owncloudのライセンスについてです。 owncloudコミュニティエディションは、AGPLで公開されています。 owncloudエンタープライズエディションは、クローズドソースになっていて、デュアルライセンスです。 AGPLは、GPLに条件が追加されていまして、ネットワーク経由の利用者に対してもそのソースコードを提供しなければならないという性質をもったライセンスです。
  13. まず、一つ目。 ファイルのアップロード、ダウンロードができます。 それを共有することもできます。 そして、ブラウザー上であれば、ファイルのプレビュー、テキストやワードファイルの編集と言ったことも可能です。
  14. 2つ目は、「owncloudデスクトップクライアント」という、常駐アプリがありますので、それをインストールしていただければ、 Windows,Mac,Linuxでファイルを自動的に同期しておくことが可能です。
  15. まず、一つ目。 ファイルのアップロード、ダウンロードができます。 それを共有することもできます。 そして、ブラウザー上であれば、ファイルのプレビュー、テキストやワードファイルの編集と言ったことも可能です。
  16. 4つ目は、マルチデバイス対応ですね。 先ほどお話した、Windows、Mac、Linux以外の、Android、iOSにも対応したクライアントがあります。 他にも、接続プロトコルは、WebDAVですので、それに対応したクライアントであれば接続出来ます。
  17. 6つ目の機能拡張の追加説明になりますが、owncloudが動いているシステムにもファイルを置くデータ領域ていうのはあります。 しかし、例えば、それが足りない場合、もしくは、既存のストレージがある場合、外部で管理したい場合。 エクスターナルストレージというプラグインがありますので、それを使って、 外部のストレージがあたかも、自分のowncloudのサーバー上にあるかのように見せることができます。 以上が、owncloudの機能概要です。 非常に様々な機能を有していることが分かると思います。 メリットの多いオープンソースソフトウェアであると、言うことができます。
  18. 3つ目は、セキュリティです。 暗号化、権限管理、といったところの機能がございます。
  19. 6つ目は、機能拡張です。 そもそも、owncloud自体がオープンソースなんですが、拡張しやすいアーキテクチャーかどうか? というのは非常に重要なポイントに昨今なってきています。 まず、APIがある。そして、プラグインの形式で拡張出来ること。 私たちもいくつか、プラグインを開発しております。
  20. 6つ目は、機能拡張です。 そもそも、owncloud自体がオープンソースなんですが、拡張しやすいアーキテクチャーかどうか? というのは非常に重要なポイントに昨今なってきています。 まず、APIがある。そして、プラグインの形式で拡張出来ること。 私たちもいくつか、プラグインを開発しております。
  21. ・エラーも出てないし、レスポンスタイムも劇的に向上している
  22. ・どれも、社内に転がってたサーバと近くの秋葉原で組み立てたコモディティサーバです
  23. ・エラーも出てないし、レスポンスタイムも劇的に向上している
  24. ・EBSマウントして、アリさん三匹並べてます ・この構成で一番パフォーマンス良いと想定されるReplicated Volume で同期してみました。
  25. ・Replicated Volume (3台へミラーする)構成なので、書込がボトルネック。但し、エラー0%だし、問題ないと言える
  26. ・どれも、社内に転がってたサーバと近くの秋葉原で組み立てたコモディティサーバです
  27. ・EBSマウントして、アリさん三匹並べてます ・この構成で一番パフォーマンス良いと想定されるReplicated Volume で同期してみました。
  28. ・エラーも出てないし、レスポンスタイムも劇的に向上している
  29. ・いいね お願いします!
  30. ・いいね お願いします!