1. iOSエンジニア
in ハードウェア・プロジェクト
2014.4.26 yidev@恵比寿勉強会
堤 （@shu223）

2. 自己紹介

3. 自己紹介
• 経歴：某SIer → 某メーカー
→ カヤック
→ 海外スタートアップ
→ フリーランス

4. 自己紹介
• 経歴：某SIer → 某メーカー
→ カヤック
→ 海外スタートアップ
→ フリーランス
• ブログ：『Over&Out その後』

5. 自己紹介
• 経歴：某SIer → 某メーカー
→ カヤック
→ 海外スタートアップ
→ フリーランス
• ブログ：『Over&Out その後』
• 書籍：『iOSアプリ開発 達人のレシピ100』

6. 自己紹介
• 経歴：某SIer → 某メーカー
→ カヤック
→ 海外スタートアップ
→ フリーランス
• ブログ：『Over&Out その後』
• 書籍：『iOSアプリ開発 達人のレシピ100』
• 連載：『iOSアプリと連携させて使えるデバイスたち』

7. 概要

8. 概要
ハードまわり（メカや電子回路）の知識やスキル
を持たない iOSエンジニア が、ハードウェア関連プロ
ジェクトに関わる際に、

9. 概要
ハードまわり（メカや電子回路）の知識やスキル
を持たない iOSエンジニア が、ハードウェア関連プロ
ジェクトに関わる際に、
• どのあたりを担当するのか

10. 概要
ハードまわり（メカや電子回路）の知識やスキル
を持たない iOSエンジニア が、ハードウェア関連プロ
ジェクトに関わる際に、
• どのあたりを担当するのか
• どんな知識／スキルを要するのか

11. 概要
ハードまわり（メカや電子回路）の知識やスキル
を持たない iOSエンジニア が、ハードウェア関連プロ
ジェクトに関わる際に、
• どのあたりを担当するのか
• どんな知識／スキルを要するのか
について、自分の経験談をお話しします

12. 自分が経験した３つのケース
• CASE 1 : 実店舗での iBeacon 利用アプリ
• CASE 2 : 新規ウェアラブルデバイス用アプリ
• CASE 3 : 次世代車椅子と連携するアプリ

13. CASE 1
iBeacon x 実店舗

14. 火鍋チェーン「小肥羊」アプリ

15. 火鍋チェーン「小肥羊」アプリ
• iBeaconの機能を使用

16. 火鍋チェーン「小肥羊」アプリ
• iBeaconの機能を使用
• 入店を検知

17. 火鍋チェーン「小肥羊」アプリ
• iBeaconの機能を使用
• 入店を検知
• 退店後にクーポン付与

18. iBeaconアプリ／サービス開発での
iOSエンジニアのカバー範囲
iOSアプリ ハードBLE

19. iBeaconアプリ／サービス開発での
iOSエンジニアのカバー範囲
iOSアプリ ハードBLE

20. iBeaconアプリ／サービス開発での
iOSエンジニアのカバー範囲
• BLEやハード側の知識がなくてもOK
iOSアプリ ハードBLE

21. iOS側実装に必要な知識・スキル

22. iOS側実装に必要な知識・スキル
• Core Location の iBeacon まわりを理解していればよい

23. iOS側実装に必要な知識・スキル
• Core Location の iBeacon まわりを理解していればよい
‣ 関連API

24. iOS側実装に必要な知識・スキル
• Core Location の iBeacon まわりを理解していればよい
‣ 関連API
‣ iBeaconの仕様（UUID、major、minor をアドバタイズしている、
みたいな話）

25. iOS側実装に必要な知識・スキル
• Core Location の iBeacon まわりを理解していればよい
‣ 関連API
‣ iBeaconの仕様（UUID、major、minor をアドバタイズしている、
みたいな話）
‣ チート／セキュリティリスクとその対策方法

26. iOS側実装に必要な知識・スキル
• Core Location の iBeacon まわりを理解していればよい
‣ 関連API
‣ iBeaconの仕様（UUID、major、minor をアドバタイズしている、
みたいな話）
‣ チート／セキュリティリスクとその対策方法
• Core Bluetooth 及び BLE の知識は不要

27. とはいえ

28. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い

29. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様

30. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、

31. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、
‣ iBeacon の仕様をより正確に理解できる

32. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、
‣ iBeacon の仕様をより正確に理解できる
‣ 「何が得意で、何が苦手なのか」をより明確に理解できる

33. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、
‣ iBeacon の仕様をより正確に理解できる
‣ 「何が得意で、何が苦手なのか」をより明確に理解できる
→ より的確なサービス設計が可能になる

34. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、
‣ iBeacon の仕様をより正確に理解できる
‣ 「何が得意で、何が苦手なのか」をより明確に理解できる
→ より的確なサービス設計が可能になる
‣ デバッグ、現場検証時にも勘が働く

35. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、
‣ iBeacon の仕様をより正確に理解できる
‣ 「何が得意で、何が苦手なのか」をより明確に理解できる
→ より的確なサービス設計が可能になる
‣ デバッグ、現場検証時にも勘が働く
• Core Bluetooth側からの動作確認

36. Core Bluetooth や BLE の知識はあった方が断然良い
• iBeacon は BLE の縮退仕様
• Core Bluetooth / BLE の知識があると、
‣ iBeacon の仕様をより正確に理解できる
‣ 「何が得意で、何が苦手なのか」をより明確に理解できる
→ より的確なサービス設計が可能になる
‣ デバッグ、現場検証時にも勘が働く
• Core Bluetooth側からの動作確認
• BLE電波の特性（WiFi電波との干渉、人体の吸収による影響等）

37. CASE 2
新規ウェアラブルデバイス

38. konashiを使用してプロトタイピング
iOSアプリ ハードBLE
センサ値
制御情報

39. konashiを使用してプロトタイピング
• デバイス側がまだないので、konashiで代用
iOSアプリ ハードBLE
センサ値
制御情報

40. konashiを使用してプロトタイピング
• デバイス側がまだないので、konashiで代用
• センサを konashi に接続し、iOS側でセンサ値を処理して制御情報
を生成する
iOSアプリ ハードBLE
センサ値
制御情報

41. konashiを使用してプロトタイピング
• デバイス側がまだないので、konashiで代用
• センサを konashi に接続し、iOS側でセンサ値を処理して制御情報
を生成する
• （現在、ハード屋さんがデバイスを開発中）
iOSアプリ ハードBLE
センサ値
制御情報

42. プロトタイピング段階での
iOSエンジニアのカバー範囲
iOSアプリ ハードBLE

43. プロトタイピング段階での
iOSエンジニアのカバー範囲
• konashi SDKを使用すれば、CoreBluetoothは直接たたく必要はない
iOSアプリ ハードBLE

44. プロトタイピング段階での
iOSエンジニアのカバー範囲
• konashi SDKを使用すれば、CoreBluetoothは直接たたく必要はない
• が、仕様検討をする際に、CoreBluetooth / BLE についての理解が必須
iOSアプリ ハードBLE

45. プロトタイピング段階での
iOSエンジニアのカバー範囲
• konashi SDKを使用すれば、CoreBluetoothは直接たたく必要はない
• が、仕様検討をする際に、CoreBluetooth / BLE についての理解が必須
‣ そもそもBLEでいくのかどうか
iOSアプリ ハードBLE

46. プロトタイピング段階での
iOSエンジニアのカバー範囲
• konashi SDKを使用すれば、CoreBluetoothは直接たたく必要はない
• が、仕様検討をする際に、CoreBluetooth / BLE についての理解が必須
‣ そもそもBLEでいくのかどうか
‣ どういう情報をどの程度の通信間隔でやりとりするか, etc…
iOSアプリ ハードBLE

47. CASE 3
次世代車椅子

48. WHILLと連携するiOSアプリ

49. WHILLと連携するiOSアプリ
• WHILLの情報を表示する

50. WHILLと連携するiOSアプリ
• WHILLの情報を表示する
• 速度、バッテリー残量等

51. WHILLと連携するiOSアプリ
• WHILLの情報を表示する
• 速度、バッテリー残量等
• WHILLを操作する

52. WHILLと連携するiOSアプリ
• WHILLの情報を表示する
• 速度、バッテリー残量等
• WHILLを操作する
• WHILLの設定を行う

53. iOSエンジニアのカバー範囲
iOSアプリ ハードBLE

54. iOSエンジニアのカバー範囲
• BLEモジュールのファームのプロトタイプ実装までカ
バー
iOSアプリ ハードBLE

55. iOSエンジニアのカバー範囲
• BLEモジュールのファームのプロトタイプ実装までカ
バー
• 本番ファームまではやらない（はず。現在進行中なので未定）
iOSアプリ ハードBLE

56. BLE112 Development Kit
BLE112
ディスプレイ
USB

57. BLE112 Development Kit
• BLEモジュールの開発・検証に必要な諸々がボードにビルトイン
BLE112
ディスプレイ
USB

58. BLE112 Development Kit
• BLEモジュールの開発・検証に必要な諸々がボードにビルトイン
• 買ってすぐに BLE モジュールのファームウェア開発を始められる
BLE112
ディスプレイ
USB

59. BGScript
• BASICライク、イベントドリブンなスクリプト言語

60. GATT記述ファイル
• GATTベースプロファイルをXMLで記述する

61. まとめ
ハードまわりのスキル／知識のないiOSエンジニアでも、
ハードウェア開発のプロジェクトに楽しく関われます
‣ Core Bluetooth / BLE まわりの知識大事
‣ BLEモジュールのファームまわりもできると る

62. ご清聴ありがとうございました！
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