妄想資料。

1. データベースキャッシュクラスタ
「PostgreSQL Accelerator」の
ご紹介
永安悟史

2. 製品コンセプト
アプリケーションからデータベースへの問
い合わせ結果を保存しておき、再度同じ問
い合わせが行われた場合にその結果をア
プリケーションに返却します。
データベースへの問い合わせを減らし、ア
プリケーションのパフォーマンスを向上させ
ることができます。

3. Webシステムにおけるキャッ
シュ
 Webシステムでは、従来から「リバースプロキシ」
という形でキャッシング技術が存在しています。
 しかし、HTTPのプロキシキャッシングはWebペー
ジが静的なものだった頃の技術であり、今日で
はWebの単一ページの中で複数のデータベース
への問い合わせが発生するため、より柔軟な
キャッシングが必要となります。

4. リバースプロキシ
Web
リ
Web
HTML
DB
AP
バ
ブ ー サ サ
ラ サ
ス ー ー ー
ウ プ バ バ
ザ ロ バ
HTML
キ HTML
シ
キャッシュ

5. PostgreSQL Accelerator
SQL
Web
Web Result
DB
AP
Set
Accelerator
ブ サ サ
ラ サ SQL
ー ー ー
ウ バ バ
ザ バ
Result Result
Set Set
キャッシュ

6. 導入する利点(1)
 Webアプリケーションのキャッシングを、コ
ンテンツ単位ではなくデータベースへのトラ
ンザクション単位で行うことが可能になりま
す。
 データベースへの問い合わせパフォーマン
スを大幅に改善することが可能となります。
 アプリケーションを改変せずに導入するこ
とが可能です。

7. 導入する利点(2)
 AMD64/EM64Tなどの低価格64ビットハー
ドウェアを利用することにより、大容量化さ
れるメモリを最大限活かすことができます。

8. Adaptive Cache Management
 選択可能なキャッシングアルゴリズム
– よく使われるクエリの結果を優先
– 最近使われたクエリの結果を優先
– 時間のかかるクエリの結果を優先

9. 導入の際の注意事項
 自動的にインクリメントされる値を使ってい
る場合（ヒント文を追加する必要あり）
– /* nocache */ SELECT nextval(‘counter’);

10. TPC-Wベンチマーク
 オンライン書店での動作をエミュレートした
ベンチマーク