【東京大学i.school 人間中心イノベーション概論】８限目：ワークショップ③ キャンパスライフのサービスに学ぶ　先生：横田幸信

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1
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UT
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2
イノベーションの学校、東京大学i.school

3
連続授業の流れ
講義（全５回）ワークショップ（全3回）
① 4/16【イノベーション創出にお
ける基礎と方法論】
② 4/23【理解①：インタビュー・
フィールド観察の目的と方法】
③ 4/30【理解②：技術・事例調査
の目的と方法】
④ 5/7 【創出：アイデア発想の発
散・収束・表現方法】
⑤ 5/14【実現：コンセプトのデザ
イン方法とユーザー調査】
⑥  6/3 【ワークショップ①未来の暮
らしの中のロボットに学ぶ】
⑦  6/10【ワークショップ②インドの
サービスに学ぶ】
⑧  6/17【ワークショップ③ キャンパ
スライフのサービスに学ぶ】

4
今回のゲスト講師
小川悠（Yu
Ogawa）
i.school:

Assistant
Director

i.club（アイクラブ）,
Managing
Director。

若者に地域への誇りと愛着を育みながら、地域資源をイノ
ベーションの機会に変える人材の育成を目的としたクラブ
活動 i.club
を立ち上げる。現在は、気仙沼、会津若松、鈴
鹿に展開する。

東京大学工学系研究科技術経営戦略学専攻（TMI）修了。

55
第8回授業のゴール
▶  「キャンパスライフ」をテーマにプロセスをデザイン
▶  「キャンパスライフ」をより良くするアイデアを出してみる

6
授業の流れ
2100-: ひみつ
2110-: ①アプローチ方法について考える
2130-: ②人間中心アプローチの調査と分析について
2140-: ③技術中心アプローチの調査と分析について
2150-: ④アイデア創出
2210-: Q&A
6

7
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88
イノベーション脳トレ

99
横田の場合

1010
発生しなさそうな極端な出来事を妄想してみる

1111
小川さんの場合

12
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13
授業の流れ
2100-: ひみつ
2210-: Q&A
13

1414
アプローチ方法

15
社会市場人間技術
アイデア
技術人
発案者
アイデア
(製品／サービス／
体験)
IDEA
③人間中心アプローチ
①技術中心アプローチ
②市場中心アプローチ
「この製品・サービスを使っている人が感じ
ている本質的な価値はどこにあるのか？」
「人の日常生活は今後どのように変化してい
くのか？」
「この基礎技術を使って、どのような製品開
発が出来そうか？」
「今後どのような技術領域がホットなのか」
「どの市場が今後拡大するのか？」
「どの地域・消費者層が今後有望か？」
「敢えて競合製品とは異なる価値や体験は他
にないか？」
※詳細は1限目

16
アイデア
技術人
発案者
アイデア
(製品／サービス／体験)
IDEA
技術調査起点
「未来の暮らしの中のロボットに学ぶ」
※詳細は3限目、 6限目

17
アイデア
技術人
発案者
アイデア
IDEA
人調査起点
「インドのサービスに学ぶ」
※詳細は2限目、7限目

18
アイデア
技術人
発案者
アイデア
IDEA
？？？起点
「キャンパスライフのサービスに学ぶ」

19
アイデア
技術人
発案者
アイデア
(製品／サービス／
体験)
IDEA
③人間中心アプローチ
①技術中心アプローチ
②市場中心アプローチ
「キャンパスライフを送っている人が感じて
いる課題や価値はどこにあるのか？」
「未来のキャンパスライフを示唆する学生の
行動の萌芽事例とは？」
「この技術を使って、キャンパスライフにど
のようなアイデアが出せそうか？」
「今後どのような技術領域がホットで、キャ
ンパスライフのアイデアにいかせそうか」
「教育産業の中で、特にどの市場が今後拡大
するのか？」
「どの地域・消費者層が今後有望か？」
「敢えて一般的なキャンパスライフとは異な
る価値や体験を狙うとしたら？」
※詳細は1限目

20
アイデア
技術人
発案者
アイデア
IDEA
？？？起点
「キャンパスライフのサービスに学ぶ」
今回のテーマの場合、
人間／技術／市場中心の中で、
どのアプローチがよさそうでしょうか？
理由と共に、投稿してみてください！
例）市場。なぜなら、スクーで新しくオンラインの
キャンパスライフが誕生したてで、アイデア生まれ
る余地が多そう。それと、オンライン系でいいアイ
デアが出たら即実現してくれそうだから。

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2
1©
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2222
横田の場合
▶ 技術中心アプローチ
▶ なぜなら、使ってみたい技術が思いついてしまったか
ら・・・

2323
▶ 人間中心アプローチ
▶ なぜなら、・・・

2424
Q&A

25
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5©
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reserved

26
授業の流れ
2100-: ひみつ
2210-: Q&A
26

27
アイデア
技術人
発案者
アイデア
IDEA
人間起点で考えていくとしたら、
どういうことをやりますか？

28
Delhi Delhi近郊 Hyderabad
人間中心アプローチでいく場合、
どのような調査・分析・検討をして、
アイデア発想出来そうですか？
例）バイト４つくらい掛け持ちしている忙しい大学生を探し
て、一日密着取材してみる。そこで彼／彼女だけがやってい
る効率的な行動などから、一般の人にとっても便利なサービ
スを着想出来るかも。
※詳細は2限目

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アイデア
技術人
発案者
アイデア
IDEA
技術起点で考えていくとしたら、
どういうことをやりますか？

30
写真引用：http://www.su-gomori.com/wp-content/uploads/2010/10/sn-robotics-thumb-800xauto-4629-500x276.jpg
技術中心アプローチでいく場合、
どのような調査・分析・検討をして、
アイデア発想出来そうですか？
例）オフィスとか遊園地で使われている固有の製品を収集す
る。それを概念分解して、機能・形状を取り出してみる。そ
れを例えば大学内の色々なモノに付与して新しい価値を探索
してみる。
※詳細は3限目

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3
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reserved

32
発散収束
個人ワークグループワーク
創出のプロセスの定石
• 発散と収束
• 個人ワークからのグループワーク
※詳細は4-5限目

3333
・金属線に電気を流すと光る
アイデア創出の本質は、目的と手段の集合で、
既存知識の間に新しい関係性を見いだすこと
手段
（機能、形状、仕組み）
目的
（提供価値、課題）
・暗い場所を明るくする
電球

34
ワーキングメモリ
（→主に処理機能）
記憶の種類
1.  短期記憶（→貯蔵）
2.  長期記憶（→貯蔵）
3.  そして、情報処理で大切な役割を持つ、作動記憶（＝ワーキングメモリ）
長期記憶
短期記憶
保持再生

35
調査は、ワーキングメモリへの情報の材料作り
• 情報の種類：①目的の情報、②手段の情報
• アイデア発想する際に、これらの情報に触れたり、整理したり
することで、意図した目的の領域や手段の技術に関連したアイ
デア創出を誘起する。
手段�
（＝技術）�
目的�
(＝人)�

36
正直言って、個人10分間の思考処理は分からない部分多い
• 皆のワーキングメモリ内に、共通する目的と手段の情報を投入
している。
• しかし、その処理の仕方（10minの出来事）についてはかな
り個人差に依る。
手段�
（＝技術）�
目的�
(＝人)�
IdeaHow？

37
横田1：非言語で網羅的に検討。発想というより探索。
1.  使いたい技術を1つ固定
2.  例えば自分の大学生活の一日を思い出しながら朝から早送りで
再生する
3.  目に付くモノに機能・形状を付与しまくって、何か価値がない
か探索する
4.  次に、別の技術も試してみる
手段�
（＝技術）�
目的�
(＝人)�
Idea
★� ★� ★�
技術① ★�
技術② ★�
技術③ ★�
学生生活シーン

3838
38
A B C A’ B’ C’
それそれ以外
D E ・
横田2：思考が詰まった時は、強制的に思考領域をシフト
•  アイデア３つくらい出すとマンネリを感じるようになる。
•  それまでのアイデアの共通点を探して、「それ」と置く。４つ目以
降は、「それ以外」で探索していく。
•  例えば、それ＝講義に関連するアイデア、それ以外＝休み期間に関
するアイデア、とか。

3939

4040
今日は調査してないのに、
ワーキングメモリで
アイデア出し！？

41
（→主に処理機能）
記憶の種類
1.  短期記憶（→貯蔵）
2.  長期記憶（→貯蔵）
3.  そして、情報処理で大切な役割を持つ、作動記憶（＝ワーキングメモリ）
長期記憶
短期記憶
保持再生

4242
今日は、調査結果の代わりに、
長期記憶を使い倒しましょう！

4343
いよいよ、最後のアイデア出し！
「キャンパスライフのサービス」
アイデアを個人ワークで、
投稿してみてください！
（※横田と小川も参戦します！）

4444
「いいね！」で投票

4545
第8回授業のゴール
▶  「キャンパスライフ」をテーマにプロセスをデザイン
▶  「キャンパスライフ」をより良くするアイデアを出してみる

4646
今日は長めに
Q&A

4747
最後に

4848
皆さん
ありがとうございました！

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