Q7あなたにとって隊員経験はどんなものでしたか.
- 1. Q7.あなたにとって隊員経験はどんなものでしたか
大変価値有 /派遣前から言語に対する心配がかなりあったが、その思惑の通りかなり悩んだ。言いたいことを言えないのはかなり辛い。
週末に引きこもったことも多々あり。しかしこれがなければここまで言語能力は上達しなかった。また任地の周辺に他の隊員がいなかったこ
とも幸いし、他国で聞かれた日本人同士のいざこざもなく、任地で出来た友達と和気藹々と生活することができた。多少のことでは悩まない
強さを身に付けた。また日本を外から見る経験はかなり重要。他国の文化や習慣を通じて日本の素晴らしさを再認識した。
大変価値有 /正直、任国のために何を残せたのか…というのが疑問であり、後悔もたくさんある。自分自身にとっては世界が広がり、とて
も有意義だった。
大変価値有 /人生にとって最も有意義な2年間でした。帰国後就職するにあたり、日本の忙しい暮らしになれるのは大変でしたが、日本に
いたら今の自分がないと思うので、本当にいい経験になりました。世界観の広がりとおだやかな自分に出会いました。
大変価値有 /本当に貴重でかけがえのない体験をさせてもらいました。人生の方向性を決めるものとなりました。人生が豊かになりまし
た。
大変価値あり/協力隊参加前の仕事は税金の計算でした。現職参加により帰国後の職員の経験を生かす部署に配属させる必要性が生じ
たため、教育委員会に配属になりました。その後、社会教育主事の資格も取得させてもらいました。協力隊経験は、自分の中での精神的な
成長のみでなく、目に見える形で人生を変えました。
大変価値有 /これまでの給料にくらべ、JICAから支給される生活費はかなり少なかったですが、その分、時間と自由をもらったと思い、自
分がやってみたいことを8割くらいチャレンジできた。(環境教育NGO派遣だったので、自分で活動を企画して、他のNGOや政府関係者と協
力して実施するなど)自分の能力を試す良い機会だったと思った。
やや価値有 /自分一人では何もできないことを思い知らされた2年間でした。派遣前は、何かできるだろうと簡単に考えていきましたが、実
際は一人では何もできないのも同然でした。 JICAの体制や予算など、もう少し現地の習慣を考慮して、融通が利かないものかと不満に思う
こともありました。現地のことがわかればわかるほど、日本人的な考え、日本人的なルールの中で活動をするのは、不自由なことがありまし
た。私がボランティアとして派遣され、何か配属先や派遣国の人たちに少しでもプラスになったことがあるのかは、大いに疑問です。ただ、国
際協力の世界において、人々に一番近い現場を見られたことはとても大きかったと思います。
大変価値有 /日本全国、世界中にいるさまざまな職種の人と出会えたことが人生における価値観を大きく変えたので。
大変価値有 /私が社会人になってから、ずっと景気が悪いので、なんとも、終身雇用な会社を辞めて協力隊になることは勧めません。で
も、国際経験として、2年間、日本政府の代表として、海外でお仕事できる経験は、協力隊が一番オススメです。訓練はしっかりしてるし、病
気やケガや健康面、泥棒などの安全面へのケアは、NGO業界の国際協力なところと比べてとてもしっかりしています。 (NGO業界の国際協
力は、すばらしく、洗練されたものばかりだけど…。その選択肢もけっして悪くないです。) お仕事もしっかり任されます。が、成果をあげなけ
ればいけないという責任がないところがよいです。お仕事での協力という任務のほかに、青少年育成、日本のPR?!現地のヒトと仲良くなって
日本ファンを増やすこと、みたいな、お仕事以外にも自分の存在自体が相手国にとって価値がある感じがしました。なんといっても、協力隊
の長い歴史、世界規模のつながるネットワークはすごいです。また、協力隊の2年間の海外経験は、国連や、国際機関、などに就職すると
きに、公的に認められる??よい経歴になります。帰国後も専門家研修を受けされてもらったり、協力隊のつながりで、研修ファシリテー
ターとして高校生たちを引率して現地に戻ったり。
大変価値有 /隊員経験をどう生かすかは帰国後の自分次第。全く価値無しという人は、経験を生かす努力をしていないのではないかと思
う。私は隊員時代、はっきりいって「意味のあること」は何もできなかったが、何か(役立たないこと)をそこそこ一生懸命して失敗したから、今
のモチベーション(帰国後にも元配属先につくしてしまう)につながっていると思う。 日本人は情報も手段も恵まれている。動き出せば一人で
もできることはある。(本当は仲間がいたほうがいいけれど)
やや価値有 /正直、納得のいく成果を現地に残せず、自分自身にとっての貴重な経験で終わってしまっていないか疑問を感じてしまう。
大変価値有 /新卒の頃の何でも吸収できる時期に協力隊に行って良かった面と、悪かった面は半々。でも若いうちに行っといて良かった
と思ってはいます。帰国後の就職も、若いからなんとかなる、本当に。ただ、一般企業では協力隊経験はあまり重宝されませんので、興味
のない先輩・同僚からは「いいなぁ遊んでお金もらえるし」みたいな事を言われることがありました。逆に「すごい!それでそれで!」と話しを
きいてくれる方もいるので、結局はその人の生きてきた環境や「ひととなり」によるとは思いますので、あまり気にはしなかったです。若いうち
に協力隊経験をしたことで、自分にとって何が大切か、何が必要なのか冷静に考えられることができるようになったので、固定概念にとらわ
れずに自分の意志や意見をもっていられると思っています。「普通は・・・・」という型にはまった考え方をすることが、一般企業では多いかと
思いますので協力隊に行って、本当にたくさんの異業種の隊員の話しをきいたり、現地人と活動できたことは価値のある経験だったと思っ
ています。
大変価値有 /99%辛いこと苦しいことしかなかったが、1%の良い思い出しか思い出せない。任国での経験からコミュニケーション力、交
渉力の向上プロジェクトマネジメント力人事の力またリーダーシップではなくてフォロアーシップが向上した。こういったものが培われたと感じ
る。帰国後の活動や仕事で特に役に立っている。
大変価値有 /ずっと国際協力に関わる仕事がしたいと思っていました。だから協力隊の2年間は自分のやりたいことをやれた2年だったと
思います。また、日本に帰ってきてからも、任国とのつながりで出会いが広がったりして、そういう人との出会いが自分の人生が豊かにしてく
れている気がします。
大変価値有
やや価値有