151004日本認知症学会（青森）
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第34回日本認知症学会で 薬剤師と認知症をテーマにしたセッションがありました。 そこでの講演内容をシェアします。
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- 1. 認知症ケアにおける 薬局薬剤師の役割 1 狭 間 研 至 平体、斜体などの変形は避けてください。 ■ヨコ組 基本デザイン要素 ■社名ロゴタイプ（一例） ■サブグラフィック ■グループロゴマーク ここに示すロゴマーク、ロゴタイプ、サブグラフィックは、ハザマグループのコミュニケー ション活動において、統一的なイメージを形成していくための重要な視覚的要素です。 これらの基本デザイン要素は、次頁以降に示した規定に従い、正確かつ効果的に使用し てください。 02 Hazama Group Brand Identity Guideline 第34回日本認知症学会学術集会 トピックス２「薬剤師と認知症」
- 3. 訪問診療医薬局の社長 薬剤師生涯教育 薬学教育3 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 4. 認知症高齢者の推移 0（万人） 100（万人） 200（万人） 300（万人） 400（万人） 500（万人） 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 445421386348 302 252 205 （厚生労働科学研究費補助金研究分担報告書 2008） (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 5. 未治療認知症患者 残薬・服用間違い 医薬品不適正使用 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 6. 0（千人） 150（千人） 300（千人） 450（千人） 600（千人） 1996 1999 2002 2005 2008 2011 432 306238 154 9468 807783735643 入院 外来 認知症患者の年次推移（厚生労働省 患者調査） （2011年は宮城県の一部、福島県を除く） 医療機関を受診する認知症患者は 51.2万人にのぼり 特に外来患者の伸びが大きい (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 7. 252万人 51万人 認知症高齢者 認知症患者ー 201万人 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 8. 要注意 小銭があふれる 日にちなどがあやふや 衣服を着すぎる 道に迷う 8 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 9. Toba K et al:Geriatrics and Gerontology Intern 2:23-29,2002 Vitality Index (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.9
- 10. 薬局薬剤師は 認知症患者の 第1発見者に 成り得る？ (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 12. 未治療認知症患者 残薬・服用間違い 医薬品不適正使用 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 13. 超高齢社会の地域医療 要介護高齢者 在宅 薬物治療 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. 家庭内介護力ゼロ
- 14. 14 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. 飲み残し/飲み忘れ 14.7%（外来） 7.3%（病院） 474億円中 424億円削減 (2012 日本薬剤師会)
- 15. もちろん 大切ですが も 本当に 困るのは (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 16. 正しくない○○ 処方 調剤 服薬指導 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 17. 医療のPDCA 回らない が 医療崩壊(C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 18. （上村久美子氏提供） (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. どうすれば…
- 19. 調剤 服薬指導 薬歴管理処方箋監査 早く 正しく 解りやすく (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.19
- 20. 20
- 21. 21 対物業務 対人業務 業務内容 「物」を渡すこと 問題を解決すること 求められる要素 正確・迅速・解りやすさ 専門性・経験値・決断力 記録 望ましい：「物」が証明 必須：経過を追跡 薬剤師以外での 代用 容易 困難 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. それは「対物業務」か「対人業務」か
- 22. 血圧の薬の効き目を確認する。これも、大切な仕事です。 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 23. 23 現在の業務 薬学部で学ぶ内容 調剤技術 服薬指導 薬歴記載 薬理学 薬物動態学 製剤学 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. 薬物治療学
- 24. 未治療認知症患者 残薬・服用間違い 医薬品不適正使用 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 25. POLYPHARMACY (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.25
- 26. 0% 5% 10% 15% 20% 25% 1 2-3 4-5 6-7 8-9 10< 投薬数と薬剤有害作用発現頻度 (鳥羽研二 日本老年医学雑誌 1999） (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 27. 7種類以上 24.3% 5−6種類 17.1% 3-4種類 24.8% 1-2種類 33.8% 老人医療では 4割が5種類以上（社会医療診療行為別調査結果の概況 2005） (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 28. 三大副作用？ 口渇 Parkinsonism 認知機能低下 700種類以上の薬剤 錐体外路症状 Overdose 28 適正使用とはいえない (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 29. じゃ、どうすれば？ (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 30. 月 火 水 木 金 土 日 薬剤師が調剤のあとをフォロー (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. 医師の訪問診療同行時 薬剤師の単独訪問 ＋ x 2 医師の2倍以上 薬剤師が訪問する
- 31. 漫然投与 Overdose 副作用 医 薬 看 31 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 32. n=60 1人あたりの投薬数の変化 32 0剤 2剤 4剤 6剤 8剤 10剤 介入前 介入後 6.4 3.0 4.0 1.9 ＊ ＊p<0.0001 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 33. Plan Do Check Act 処方監査 調剤/服薬指導 前回処方の妥当性検討 次回処方への提案・介入 旧来の 処方箋調剤業務 バイタルサイン フィジカルアセスメント これからの 処方箋調剤業務 薬理学 薬物動態学 製剤学 多職種協働 情報共有 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 34. 薬剤師法第25条の2 薬剤師は、販売または授与の目的で調剤したときは患者又は現 にその看護に当たつている者に対し、 必要な情報を提供し、及び必要な薬学的知見に基づく指導をお こなわなければならない。 34 （太字部分は、平成25年12月の薬剤師法改正にて追加） (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D. 医師法第23条 医師は、診療をしたときは、本人又はその保護者に対し、療養の 方法その他保健の向上に必要な事項の指導をしなければならな い。
- 35. 0人 400,000人 800,000人 1,200,000人 1,600,000人 280,052 102,551 1,452,635 303,268 医師 看護師* 歯科医師 薬剤師 （平成24年度厚生労働白書） 57,071軒の薬局 + （平成25年度衛生行政報告例） 薬局・薬剤師という社会資源 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 36. 薬局薬剤師が 変われば 認知症ケアが 変わる (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.
- 37. @mdhazama mdhazama 37 狭間研至 (C) Kenji Hazama, M.D., Ph.D.