第15回CSISシンポジウム2012/6/21掲載
テーマ
「安全・安心な都市の創造に向けた空間情報科学の貢献」
日時
平成24年7月18日(水)13:00-17:50(18:00より、懇談会を予定)
場所
東京大学 生産技術研究所 An棟 2F コンベンションホール
(住所:東京都目黒区駒場4-6-1)
(最寄り駅:駒場東大前駅/井の頭線、東北沢駅/小田急線、代々木上原駅/千代田線)
· http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html(駒場第IIキャンパスへのアクセス)
· http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html(キャンパス内配置図)
主催
東京大学 空間情報科学研究センター(CSIS)
http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/
公開形式・参加費
一般公開・無料(申し込み不要)
ただし、懇談会への参加費は、飲料費として1,000円を頂戴いたします。
定員
250名
ねらい
「災害」,「健康」,「犯罪」,「交通」といった都市の「安全・安心」に関わる現象は,空間(場所)と分かちがたく結びついて発生するものであり,空間情報科学との結びつきは深い。空間情報科学は,IT・センサ技術を用いた空間情報の収集,理論や分析ツールの提供,地図による問題の可視化と共有等を通じて,この問題の解決に貢献できる可能性がある。
第15回のシンポジウムでは,「災害」,「健康」,「犯罪」,「交通」といった多様な切り口を設定しながら,「安全・安心」に関する都市の問題に対しての議論を深める。空間的なアプローチから研究を進めている研究者,また,研究成果と現場とをつなぎながら社会的実践に取り組んでいる実践者に話題提供をいただき,分野横断的に「安全・安心」を議題とする中で,共通の学術的基盤としての空間情報科学の役割を浮き彫りにし,この問題への貢献の可能性を探る。
プログラム
(敬称略)
13:00-13:10 開会挨拶
浅見泰司(東京大学 空間情報科学研究センター長)
13:10-14:00 基調講演「Securing Critical Infrastructure」
Alan Murray(アリゾナ州立大学,GeoDaセンター 教授)
休憩
第1セッション:「安全・安心」に関する空間情報を分析する研究者からの話題提供
14:10-14:30 「健康:地理空間情報を用いたフードデザート(食の砂漠)問題へのアプローチ」
田中耕市(徳島大学大学院 ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 准教授)
14:30-14:50 「犯罪予防:地理空間情報による自主防犯活動の支援」
原田 豊(科学警察研究所 犯罪行動科学部長)
14:50-15:10 「医療:センサー情報を用いたCPS医療」
中島直樹(九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター 准教授)
15:10-15:30 「情報技術:参加型都市センシングと安全・安心の向上」
瀬崎 薫(東京大学 空間情報科学研究センター 教授)
第2セッション:研究成果を活用しながら都市の「安全・安心」の向上に取り組む研究者からの話題提供
15:30-15:50 「交通:交通安全気づきマップの試み:豊島区の事例」
今井 修((有)ジー・リサーチ)
15:50-16:10 「犯罪予防:子どものための安全・安心まちづくり」
樋野公宏((独)建築研究所 住宅・都市研究グループ 主任研究員)
16:10-16:30 「災害:危機的状況下でのクラウドソースを用いた地理空間情報の活用について」
古橋大地(東京大学 空間情報科学研究センター 特任研究員)
休憩
16:40-17:40 パネル・ディスカッション
「安全・安心