2015年3月14日に行われた第3回G-Study発表資料です。

1. おススメしたいこの1冊
エキスパートCプログラミング―知られざるCの深層
2015/03/14 第3回G-Study

2. 自己紹介
ハムスターとペペロンチーノをこよなく
愛する自称GNU/Linux＆PHP使いのエ
ンジニア（かわいい系NEKOMIMI男子）
株式会社グロージェントという会社でお
仕事してます。
PHP向けフレームワーク「Risoluto」
の自称プロマネやってます
（」・ω・）」電ちゃんは！（／・ω・）
／俺の（今期の）嫁！
詳しくはこちら！
http://about.me/yuta.hayakawa

3. 今日はこの本の話
【引用】http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC
%E3%83%88C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F

4. この本の著者は……
Peter van der Linden著
http://en.wikipedia.org/wiki/
Peter_van_der_Linden
Sun MicrosystemsやAppleの中の人だった、今は
Motorola Mobilityの中の人らしい（少なくとも2010年時点
では）
SUNではOS開発チームとかコンパイラチームとかにいたらし
い

5. めちゃくちゃ面白い技術書

6. 面白ポイント
技術書なのに読みやすい！
文体が軽快でハッカー的（The Jargon File的）
著者の”Fun”が行間からにじみ出ている
トピックスが面白い！
「2000万ドルの損害を出したたったひとつのバグ」、「Cの歴史と
仕様の欠点」、「NASAがハマったTypo」など技術者以外でも目を
引くネタ
技術的に高度なネタも多数あるから、知的好奇心を満たせる

7. 目次からして面白い
Chapter 1：ちょっと歴Cを振り返る
Chapter 2：バグじゃない、仕様です
Chapter 3：Cの宣言を解読する
Chapter 4：なんてこったい！配列と
ポインタは別物だったのか！
Chapter 5：リンクについて考える
Chapter 6：活動の詩：実行時間のデー
タ構造
Chapter 7：メモリに感謝
Chapter 8：プログラマがクリスマスとハ
ロウィーンを区別できないわけ
Chapter 9：配列についてもう少し
Chapter 10：ポインタについてもう少し
Chapter 11：C言語を知ってりゃ、C++
も簡単！
Appendix：面接で探るプログラマの仕事
の秘密

8. Appendixの中身
シリコンバレーのプログラマの就職試験
リンクリストの循環はどうやって検出す
る？
Cのインクリメント文の違いは？
ライブラリコールとシステムコールはど
う違う？
ファイルポインタとファイルディスクリ
プタの違いは？
変数が符号付かどうかをチェックするプ
ログラム
二分木の印刷にかかる時間は？
ファイルからランダムに文字列を読みだ
す
ちょっと息抜き − 気圧計を使ってビル
の高さを測る

9. ここで小休止＿ノ乙(、ン、)＿
!
みんなも気圧計を使って
ビルの高さを測る方法を考えよう！

10. 気圧計を使ってビルの高さを測るには？
気圧法、振り子法、貪欲法、マフィア
法、弾道法、文鎮法、音波法、反射法、
商人法、アナログ法、三角法、比例法、
写真法、重力法1＆2、カロリー法
そして代数法

11. 技術者かどうかを問わず
Cゲンガーかどうかを問わず
!
すべての人、エンジニアに読んでほしい一冊。

12. ありがとうございました！
Thank you!