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Code4Lib Conference 2011 報告



              田辺浩介
    Project Next-L / 慶應義塾大学
              @nabeta
前日
●
        プレカンファレンス 10 件
    –   Solr, JavaScript, Amazon EC2
    –   CMS ・機関リポジトリなど

●
     New Comer Dinner
    – ベテランと新規参加者で 6 人のグループを

       作ってレストランへ
What's New in Solr
●
     全文検索ソフトウェア Solr の開発版の紹介
    – インデックス作成時の文字の正規化機能
       ●
         簡体字・繁体字の変換など
    – 空間検索
    – スペルチェック・サジェスト機能の強化


    –   WikiPedia からの直接取り込み機能も!
Islandora Repository System
●
     Drupal と Fedora Commons ベースの
     デジタルコンテンツ管理システム
    – University of Prince Edward Island 大学の開発


●
    スキーマ定義を Web 上でできる
●
    仮想マシンを参加者に DVD で配布
1 日目
基調講演
●
    Diane Hillmann さん(シラキュース大学)

●
   メタデータ環境の変化
  – セマンティックウェブ、 RDA
●
   カタロガーとプログラマーは仲良くやれる
   か?
●
   カタロガーは何をすべきか?
Kuali OLE: Architecture for
      Diverse and Linked Data
●
     高等教育機関のためのシステム開発
     プロジェクト
    – 学生管理・人事管理・財務管理なども含む
    – インディアナ大学による運営


●
     「大学のシステムの一部としての図書館
     システム」
    – 開発自体はこれから?
VuFind Beyond MARC
●
     図書館システムと接続するためのドライバの
     リファクタリング
    – MARC 以外のデータを扱う際に

       拡張しやすいような設計に変更
    – OAI-PMH でのデータ取得、バッチ処理、

       XSLT 変換( Solr 登録のため)
VuFind Beyond MARC




  MARC must die!
ディナー
二次会
●
     ホテルの一室に参加者が集結しての
     ビールパーティー
    – 参加者の持ち寄り
2 日目
Beyond Sacrilege:
         A CouchApp Catalog
●
    CouchDB と JavaScript による
    Web アプリケーション開発環境

●
    JavaScript だけでサーバと通信してデータを
    取得・保存する Web アプリケーションが
    書ける!
CouchDB
●
     “NoSQL” のひとつ
    – Apache Foundation による開発

    – RDB のようなスキーマ定義不要
Enhancing the Performance and
Extensibility of the XC's Metadata
         ServicesToolkit
●
   XC のパフォーマンス向上大作戦 
  – テーブルの分割とインデックスの見直し
  – Xpath の削除

  – オブジェクト生成の見直し
●
   各取り組みごとに成果(ログ)を紹介

●
     九州大学からの contribution も紹介
    – DC 変換
fiwalk With Me: Building Emergent Pre-Ingest
Workflows for Digital Archival Records using
       Open Source Forensic Software
●
    図書館ではデジタルデータへのアクセスや
    コピーが多数発生する

●
     デジタルデータの同一性をどうやって確保
     する?
    – 誰がいつそのデータにアクセスしたか
    – そのデータが破損・改ざんされていないか
fiwalk With Me: Building Emergent Pre-Ingest
Workflows for Digital Archival Records using
       Open Source Forensic Software
●
     OSS のツールを使った取り組みとその管理
     を行う Web アプリケーション
    – dd
    – fiwalk
        ●
          ディスクイメージからのメタデータ抽出
    – The Sleuth Kit
    – Gumshoue
        ●
          Rails 製のメタデータ管理 UI
3 日目
Mendeley's API and University Libraries:
   Three Examples to Create Value
●
     Mendeley API の図書館での利用の提案
    – 図書館の Web ページへの埋め込み
    – Librarian Dashboard (利用統計など)


●
    Mendeley から SWORD 経由で
    機関リポジトリに登録できるようになる
Practical Relevancy Testing
●
     システムの検索結果のテスト方法
    – Cucumber を使用

    – 人間の話す言葉に似た文法で

       テストケースを書くことができる
全体の感想
端的に言うと…
●
     あんまり” Lib” じゃないような
    – 直後に公式サイトにも

       「 Lib だけじゃないよ」と追記が!

●
     今回は以下の人たちが行くと特に楽しかった
     かも
    – 機関リポジトリ担当者
    – デジタルアーカイブ担当者
    – MLA のうちの” M” と” A” の人
Solr, Solr, Solr!
●
     「これを使わないなんてありえない」と
     言ってよいかも
    – コマンド一発で起動、高機能、高性能
    – HTTP と XML を使ってデータ登録


●
    日本チームは日程終了後に緊急勉強会を開催
メタデータ作成
●
        「大量の XML 処理が課題」
    –   MARC, EAD

●
        リポジトリは柔軟なスキーマ構成へ

●
        日本での事例を調べておけばよかった…
プログラミング言語
●
     (聞いた範囲では)
    – PHP, Python が強い

    – Java は仕事で使っている人が多い

    – Ruby はそれらほどではないかも
        ●
         ただし Ruby on Rails は人気がある
    – 今後は JavaScript ?


    –   IT 業界のイメージとだいたい同じ
図書館システム
●
     オープンソースの図書館システム
     (Koha, EverGreen) を扱う業者が複数存在
    – Drupal や Asterisk ( IP 電話網構築用ソフト

       ウェア)と組み合わせて提供

●
    今回は図書館システム自体の話は少なめ
自分自身について
●
    自分のいる組織の使命はなにか?
●
    そのためにどのようなコレクションを作って
    きたか?
●
    これからどのようなものを作っていくか?

    …これらが上手く説明できなかった

●
    (現在)図書館で働いていないことの限界
次回の参加者へ
●
    書誌データや利用者と日々向き合う中で
    生まれてくる創意工夫を、世界中に広めて
    ください
●
    スピード感がとっても大事
Daniel Chudnov さんからの
        メッセージ

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  • 1. Code4Lib Conference 2011 報告 田辺浩介 Project Next-L / 慶應義塾大学 @nabeta
  • 2. 前日 ● プレカンファレンス 10 件 – Solr, JavaScript, Amazon EC2 – CMS ・機関リポジトリなど ● New Comer Dinner – ベテランと新規参加者で 6 人のグループを 作ってレストランへ
  • 3. What's New in Solr ● 全文検索ソフトウェア Solr の開発版の紹介 – インデックス作成時の文字の正規化機能 ● 簡体字・繁体字の変換など – 空間検索 – スペルチェック・サジェスト機能の強化 – WikiPedia からの直接取り込み機能も!
  • 4. Islandora Repository System ● Drupal と Fedora Commons ベースの デジタルコンテンツ管理システム – University of Prince Edward Island 大学の開発 ● スキーマ定義を Web 上でできる ● 仮想マシンを参加者に DVD で配布
  • 6. 基調講演 ● Diane Hillmann さん(シラキュース大学) ● メタデータ環境の変化 – セマンティックウェブ、 RDA ● カタロガーとプログラマーは仲良くやれる か? ● カタロガーは何をすべきか?
  • 7. Kuali OLE: Architecture for Diverse and Linked Data ● 高等教育機関のためのシステム開発 プロジェクト – 学生管理・人事管理・財務管理なども含む – インディアナ大学による運営 ● 「大学のシステムの一部としての図書館 システム」 – 開発自体はこれから?
  • 8. VuFind Beyond MARC ● 図書館システムと接続するためのドライバの リファクタリング – MARC 以外のデータを扱う際に 拡張しやすいような設計に変更 – OAI-PMH でのデータ取得、バッチ処理、 XSLT 変換( Solr 登録のため)
  • 9. VuFind Beyond MARC MARC must die!
  • 11. 二次会 ● ホテルの一室に参加者が集結しての ビールパーティー – 参加者の持ち寄り
  • 12.
  • 13.
  • 15. Beyond Sacrilege: A CouchApp Catalog ● CouchDB と JavaScript による Web アプリケーション開発環境 ● JavaScript だけでサーバと通信してデータを 取得・保存する Web アプリケーションが 書ける!
  • 16. CouchDB ● “NoSQL” のひとつ – Apache Foundation による開発 – RDB のようなスキーマ定義不要
  • 17. Enhancing the Performance and Extensibility of the XC's Metadata ServicesToolkit ● XC のパフォーマンス向上大作戦  – テーブルの分割とインデックスの見直し – Xpath の削除 – オブジェクト生成の見直し ● 各取り組みごとに成果(ログ)を紹介 ● 九州大学からの contribution も紹介 – DC 変換
  • 18. fiwalk With Me: Building Emergent Pre-Ingest Workflows for Digital Archival Records using Open Source Forensic Software ● 図書館ではデジタルデータへのアクセスや コピーが多数発生する ● デジタルデータの同一性をどうやって確保 する? – 誰がいつそのデータにアクセスしたか – そのデータが破損・改ざんされていないか
  • 19. fiwalk With Me: Building Emergent Pre-Ingest Workflows for Digital Archival Records using Open Source Forensic Software ● OSS のツールを使った取り組みとその管理 を行う Web アプリケーション – dd – fiwalk ● ディスクイメージからのメタデータ抽出 – The Sleuth Kit – Gumshoue ● Rails 製のメタデータ管理 UI
  • 21. Mendeley's API and University Libraries: Three Examples to Create Value ● Mendeley API の図書館での利用の提案 – 図書館の Web ページへの埋め込み – Librarian Dashboard (利用統計など) ● Mendeley から SWORD 経由で 機関リポジトリに登録できるようになる
  • 22. Practical Relevancy Testing ● システムの検索結果のテスト方法 – Cucumber を使用 – 人間の話す言葉に似た文法で テストケースを書くことができる
  • 24. 端的に言うと… ● あんまり” Lib” じゃないような – 直後に公式サイトにも 「 Lib だけじゃないよ」と追記が! ● 今回は以下の人たちが行くと特に楽しかった かも – 機関リポジトリ担当者 – デジタルアーカイブ担当者 – MLA のうちの” M” と” A” の人
  • 25. Solr, Solr, Solr! ● 「これを使わないなんてありえない」と 言ってよいかも – コマンド一発で起動、高機能、高性能 – HTTP と XML を使ってデータ登録 ● 日本チームは日程終了後に緊急勉強会を開催
  • 26. メタデータ作成 ● 「大量の XML 処理が課題」 – MARC, EAD ● リポジトリは柔軟なスキーマ構成へ ● 日本での事例を調べておけばよかった…
  • 27. プログラミング言語 ● (聞いた範囲では) – PHP, Python が強い – Java は仕事で使っている人が多い – Ruby はそれらほどではないかも ● ただし Ruby on Rails は人気がある – 今後は JavaScript ? – IT 業界のイメージとだいたい同じ
  • 28. 図書館システム ● オープンソースの図書館システム (Koha, EverGreen) を扱う業者が複数存在 – Drupal や Asterisk ( IP 電話網構築用ソフト ウェア)と組み合わせて提供 ● 今回は図書館システム自体の話は少なめ
  • 29. 自分自身について ● 自分のいる組織の使命はなにか? ● そのためにどのようなコレクションを作って きたか? ● これからどのようなものを作っていくか? …これらが上手く説明できなかった ● (現在)図書館で働いていないことの限界
  • 30. 次回の参加者へ ● 書誌データや利用者と日々向き合う中で 生まれてくる創意工夫を、世界中に広めて ください ● スピード感がとっても大事