クラブのためのよくわかる寄付と認証
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事務局スタッフやクラブ会長、幹事さんなどを対象に、寄付を実際にどのように送金するのか、どのような認証が受けられるのかなど、基本的な情報をお届けします。「寄付・認証 ロータリークラブの手引き」の2016-17年度版を参照しながら、皆様から寄せられる疑問や質問に、財団室職員がお答えします。
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クラブのためのよくわかる寄付と認証
- 2. 5 モデレーター 財団室 縄田 怜 財団室 望月彩乃
- 3. 6 アンケート
- 4. • ご寄付の方法 • 認証の種類 • 認証ポイント • My ROTARYから閲覧できるレポート • 質疑応答 本日の議題
- 6. 寄付の方法 銀行振込による寄付の方法 寄付分類 • 寄付者の希望に沿って寄付分類（寄付の使途）を決めます。（P.3またはP.13参照） 寄付者を確認する • 寄付者は、個人、法人、ロータリークラブ、インターアクトクラブ、ローターアクトクラブ、地区のいず れかです。 寄付送金明細書 • 上記寄付分類や寄付者名、送金情報や金額などを記入し、国際ロータリー日本事務局へ必ずお送 りください。（P.5参照） 寄付金の振込 • 指定の口座へご送金ください。（P.2参照） ロータリークラブの手引きP.1
- 7. 寄付の方法 寄付送金明細書の書き方 ロータリークラブの手引きP.5 寄付送金明細書ダウンロード: https://www.rotary.org/myrotary/ja/document/9031
- 9. 寄付の方法 よくある質問 ID番号の確認方法は・・・ ・クラブの会員 ・寄付をしたことがあるノンロータリアン ・寄付をしたことがある法人 「クラブ認証概要レポート」 ロータリークラブの手引きP.27
- 10. 13 認証について
- 11. 個人の認証 • 年次基金に毎年100ドル以上財団の友 • 恒久基金への寄付累計1,000ドル以上（または資産計画にロータリー 財団を受益者として指定することを書面にてロータリー財団に通知し た方） • 認証ポイントの使用不可 ベネファクター • 年次基金、ポリオプラス、財団が承認した補助金への寄付累計1,000 ドル以上 • その後1,000ドル毎にマルチプル・ポール・ハリス・フェローが授与 • 認証ポイントの使用可 ポール・ハリス・フェロー（PHF） マルチプル・ポール・ハリス・フェロ ー（MPHF） ロータリークラブの手引きP.13
- 12. 個人の認証 • 寄付分類に関係なく寄付累計が10,000ドルに達した個人または夫妻 • 認証ポイント使用不可 メジャードナー（MD） • 寄付分類に関係なく寄付の累計が250,000ドルに達した個人または夫妻 • 認証ポイントの使用不可 アーチ・クランフ・ソサエティ （AKS） 遺贈友の会 • 遺産計画において恒久基金へ合計10,000ドル以上の寄付を誓約 • 認証レベルはMDやAKSと同じ ロータリークラブの手引きP.13
- 17. クラブのバナー認証 「Every Rotarian, Every Year」クラブバナー 7月1日在籍の正会員全員が、年次基金へ少なくとも25ドルの寄付を して、一人当たりの平均寄付額が100ドルに達しているクラブに贈られ ます。 100%ロータリー財団寄付クラブバナー 7月1日在籍の正会員全員が、寄付分類に関わらず少なくとも25ドルの 寄付をして、一人当たりの平均寄付額が100ドルに達しているクラブに 贈られます。 100%ポール・ハリス・ソサエティ・クラブ認証バナー 7月1日在籍の正会員全員が、一括でも合計でも1年度中に合計1,000ド ル以上を寄付したクラブに贈られます。対象となる寄付分類は、年次基 金、ポリオプラスおよび財団が承認した補助金プロジェクトです。 ロータリークラブの手引きP.17
- 21. 24 認証ポイント
- 22. 認証ポイント 【特徴】 年次基金、ポリオプラス、財団に承認された補助金へロータリー財団を通じ ての寄付1ドルにつき1ポイント 他の人へポイントを移譲することで、受け取った人はポール・ハリス・フェローや マルチプル・ポール・ハリス・フェローのレベルを上げることができる 個人だけでなく地区やクラブ、法人もポイントを移譲することができる。（受け取る ことはできません。） ノンロータリアンもポイントを移譲または受け取ることができる。 【注意】 恒久基金への寄付は認証ポイントの対象になりません。 ご自身への移譲はできません。 メジャードナーの方への移譲はできません。 ロータリークラブの手引きP.19
- 28. 31 アンケート
- 29. My ROTARYから閲覧できるレポート レポート名 内容 ベネファクターレポート ベネファクターに認証された方の一覧。 クラブ認証概要レポート 会員の現在の認証状況を確認できるレポート。クラブ内での認証者数や会員の認証額な どの確認。 クラブのバナー認証レポート （EREYレポート） クラブ会員の寄付状況、バナー認証状況などを確認できるレポート。 メジャードナー/アーチＣ．クランフ・ソサエティ/遺贈友の会 レポート メジャードナー、アーチＣ．クランフ・ソサエティ、遺贈友の会のメンバーリスト。 クラブファンドレイジング分析 （クラブの寄付状況分析） 過去５年間の、クラブを通しての寄付額や一人当たりの年次基金平均寄付額等をまとめ たレポート。 ポール・ハリス・ソサエティ（PHS）レポート 現在のPHS会員と、PHS会員ではないが過去4年間に年次基金、ポリオプラス、その他の 基金のいずれかに1,000ドル以上の寄付をしている方のリスト。 月次寄付レポート 地区内全クラブの寄付状況の一覧。寄付ゼロクラブも確認できる。 ポリオプラスに関するレポート ポリオプラスへの寄付状況を確認できるレポート。寄贈したDDFの確認。 シェアレポート 地区内全クラブの3年前の年次基金シェアへの寄付状況を確認できるレポート。 寄付者履歴レポート 自分自身の寄付累計や寄付履歴、認証などを確認することができるレポート。 ロータリークラブの手引きP.25
- 38. My ROTARYから閲覧できるレポート 個人の累計を知りたいのですが。 認証ポイントを含まない全寄付分類への寄付額 の累計 → 「寄付者履歴レポート」 ポール・ハリス・フェローの認証を確認するために 今までの寄付額を知りたい → 「クラブ認証概要レポート」 ロータリークラブの手引きP.28
- 39. 質疑応答
- 41. • 国際ロータリー・ロータリー財団年次報告 http://annualreport.rotary.org/2014-15 （2015-16年度版は11月頃に英語版、年明けごろに日本語版が出版予定で す。） • 参照ガイド https://www.rotary.org/myrotary/ja/document/rotary-foundation-reference-guide （寄付や認証、補助金など財団の概要が掲載されています。） • 携帯用カード https://www.rotary.org/myrotary/ja/document/rotary-foundation-facts （世界の寄付額合計やポリプラス、ロータリー平和センターなどの簡単な説明 を掲載した二つ折りの小さなパンフレットです。） • 寄付・認証 ロータリークラブの手引き 2016-17年 度版 https://onedrive.live.com/?authkey=%21ACXP%2Duc4cUKthP8&id=E807CCC4EA676F6E%21479&cid=E807 CCC4EA676F6E 役立つ資料
- 42. 45 ありがとうございました。
Hinweis der Redaktion
- 9：00～ This page is waiting page1. ・Click the “Broadcast starting” ・All member have to click “Mute”.
- 9：25～ This page is Waiting page2. 9：28 Click the “Start Recording ” Click the “Un Muted”
- 9：30 Start! （縄田） お時間となりましたので、はじめさせていただきます。 本日は、オンライン研修「クラブのためのよくわかる寄付と認証」にご参加いただき、誠にありがとうございます。参加登録数は、 名となりました。 このセミナーでは、皆様からよくいただく寄付と認証のご質問に沿ってご説明いたします。 寄付・認証 ロータリークラブの手引きをお持ちの方はお手元にご用意ください。お持ちではない方はセミナー後にダウンロードしてご利用いただけます。 それでは、はじめに、本研修への参加方法についてご説明いたします。
- （望月） 本研修では、皆様から随時ご質問を募集しており、研修中でも質問内容を送信することができます。 パソコン画面右側に、図のようなコントロールパネルがございます。 Questionsという文字の左側にあるボタンがプラスになっている場合は、クリックして画面を開いてください。 赤枠で囲った場所に質問を入力して下さい。その際、エンターキーを使うと途中で送信されてしまいますので、エンターキーは最後に一度だけ押すようにしてください。 ご質問は随時受け付けており、このウェビナー最後の質疑応答の時間にお答えいたします。 また、本研修はすべて録音されております。終了後、後日メールにて録音と使用したスライドにアクセスできるURLリンクをお送りいたします。
- （縄田） 申し遅れました。本日モデレーターを務める縄田です。よろしくお願いいたします。 おはようございます。同じく、本日モデレーターを務める望月です。よろしくお願いいたします。
- （縄田） 研修の開始に先立ちまして、アンケートへご協力お願いいたします。 【投票画面になる】 画面上の選択肢のなかから、該当するものを1つクリックし、一番下の「Submit」ボタンをおしてください。 （下記選択肢読み上げる） ・ゾーンレベルの役員 ・地区役員 ・クラブ役員 ・クラブ・地区事務局 ・その他 【10秒後に投票結果】 【縄田：結果について一言→ 「ご協力ありがとうございました」 】 5秒後に次のスライドへ
- （望月） それでは、本日の議題です。 ご寄付の方法では、実際のお手続きの全体的な流れをご紹介いたします。 日頃より多くご質問をいただく、寄付分類やPHF・MDなど認証の種類、認証ポイントの活用方法、My ROTARYから閲覧できる便利なレポートなどをご紹介いたします。
- （望月） まず初めに、ご寄付の方法について全体的な流れをご紹介いたします。「ロータリークラブの手引き」1ページを開いてください。 ここではご質問の多い銀行振り込みでのご寄付についてご説明いたします。
- （望月） まずは寄付者にどの寄付分類へ寄付をするのか確認しましょう。寄付分類とは、ご寄付の際に決めていただく「寄付の使い道」のことです。 どの分野を支援したいのか本人に確認し寄付分類を決める、またはポール・ハリス・フェローやベネファクターなど希望の認証がある場合は、その認証の対象となっている寄付分類から決めるのも方法の一つです。 寄付分類の一覧は手引きの3ページを、認証と寄付分類を照らし合わせて確認したい場合は13ページをご確認ください。 次に、★寄付者のお名前やID番号などを確認し、寄付送金明細書に記入していきます。寄付者名やローマ字表記は正確にご記入下さい。 寄付送金明細書のダウンロードや記入方法の詳細は、5ページをご確認ください。漏れなくご記入の上日本事務局までEメールにてお送りいただき、指定の銀行口座へ寄付金をお振込ください。銀行口座は寄付送金明細書、または手引きの2ページに記載されております。
- （縄田） ここで、寄付送金明細書の記入方法を詳しくご紹介いたします。手引きの5ページを開いてください。 1、通信欄。 振り込みや領収証、認証品等に関する連絡事項やご依頼など、特記すべき事項をご記入ください。 ロータリアン以外の方からのご寄付が含まれる場合は、必ずその旨を通信欄にてお知らせください。 2、送金情報。 送金予定日や地区、クラブ名、RIレートなどを記入してください。 3、寄付者名。 寄付者のお名前を記入してください。個人の寄付であれば個人名、法人からの寄付であれば法人名、クラブからの寄付の場合はクラブ名を記入します。 初めてのご寄付の場合は、ここに記入されている漢字が、確定申告用の領収証宛名に記載されます。 また、領収証宛名の漢字を変更したい場合は、通信欄にて必ずお知らせください。 4、ローマ字名。 ３番に書いた寄付者名のローマ字名を、正しく記入してください。 （望月） 5、ID番号。 3番に記入した寄付者名のID番号を、正しく記入してください。ID番号の確認方法は、後程ご紹介いたします。 6、寄付分類。 寄付分類名を正しく記入してください。「ポール・ハリス・フェロー」や「ベネファクター」などの認証の名前、「クラブ創立記念寄付」「新会員寄付」など、寄付分類名ではない言葉は記入しないでください。 同じ寄付者でも、１度のご寄付に２つ以上の寄付分類を選ぶ場合は、必ず、１つの寄付分類につき１行ずつ、記入してください。 お振込は合算で問題はありません。 7、円金額を記入してください。 8、ドル金額。 ２番に記入したRIレートで、７番に記入した円金額を計算し、記入してください。 ロータリーのウェブサイト、My ROTARYからダウンロードした寄付送金明細書では、２番のRIレートを入力したあとに７番の円金額を入力すると、ドル金額は自動的に入力されます。
- （縄田） ご寄付の方法について、周年行事やイベントで集まった寄付、法人での寄付の方法をよくお問い合わせいただきます。 周年行事やイベント等、不特定の方から頂いたご寄付を送金する場合、イベントを主催したクラブや地区、あるいは個人が寄付者となります。イベント名やグループ名等を、寄付者にはできません。実際の寄付者名や寄付分類を事前に寄付者となる方々へ伝えることが重要です。 詳細は手引きの2ページに掲載しています。 法人からの寄付の場合、領収証は寄付送金明細書に書かれた法人名で発行されます。 領収証の宛名を個人名にすることはできませんのでご注意ください。 法人の場合、初回のご寄付で初めてID番号が発行されます。初めてその法人名でご寄付をくださる際には、ID番号欄に「新規」と書いてください。他は個人からのご寄付とまったく同じです。こちらは7ページにも掲載しています。
- （望月） また、ID番号の確認方法もよくお問い合わせをいただきます。 My ROTARYからみられるレポートの一つ、「クラブ認証概要レポート」では、クラブの会員、そのクラブを通じて寄付をしたことがあるノンロータリアン、同じくそのクラブを通じて寄付をしたことがある法人のID番号やローマ字名を確認することができます。 寄付をしたことが無くロータリーの会員ではない一般の方、つまりノンロータリアンの方はID番号がありません。はじめてのご寄付の時には、寄付送金明細書のID番号欄は空欄にし、必ず通信欄にその旨を記入してください。ID番号を発行します。 ２回目以降は、このレポートからID番号を確認し、寄付送金明細書に記入してください。 法人の場合も、寄付をして初回のご寄付の時にはじめてID番号が発行されます。 初めてのご寄付の時には「新規」と入力し、２回目以降はこのレポートからID番号を確認してください。 このレポートの詳細は、のちほど「My ROTARYからみられるレポート」にてご紹介いたします。
- （縄田） 次に、認証についてご紹介いたします。手引きの13ページを開いてください。
- （縄田） 個人の認証には、いくつか種類があり、それぞれ対象となっている寄付分類が異なります。 選んだ寄付分類によって贈られる認証が変わるのは、財団の友、ポール・ハリス・フェローとマルチプル・ポール・ハリス・フェロー、ベネファクターです。 希望の認証がある場合は、必ず対応している寄付分類を確認してください。 また、寄付送金明細書には認証名は書かずに、必ず寄付分類をただしく明記してください。認証については、手引きをご確認下さい。
- （望月） メジャードナーとアーチ・クランフ・ソサエティの認証は、寄付分類に関わらずご寄付の累計額に応じて贈られます。 どちらも認証ポイントは含めることができません。レベルについては、手引きの14ページをご参照下さい。 寄付累計が1万ドル以上のメジャードナーには、お名前が彫られたクリスタルと、ピンやペンダントが贈られます。 累計25万ドル以上に達すると、アーチ・クランフ・ソサエティ会員として、クリスタルとピンやペンダントが贈られるほか、寄付者の写真がRI本部のタッチパネル式ギャラリーに掲載されます。 遺贈友の会は、遺産計画において合計10,000ドル以上の寄付を誓約した個人または夫妻が入会するもので、ご成約された時点で認証品が贈られます。
- （縄田） 次にポール・ハリス・ソサエティについてご案内いたします。 ポール・ハリス・ソサエティとは、年次基金、ポリオプラス、財団が承認した補助金プロジェクトに、一括でも合計でも毎年1,000ドル以上ご寄付下さった方の認証です。 PHSの入会方法は、2つあります。 1つ目は書面による申し込みで、 ポール・ハリス・ソサエティ推進用パンフレットの一部が入会申込書になっていますので、こちらに必要事項をご記入し、地区と日本事務局へご提出ください。 2つ目は、オンラインによる申し込みで、My ROTARYのポール・ハリス・ソサエティのページからオンラインで入会申込をします。 My ROTARYへのログインは必須ではないので、事務局の方やご本人様以外の方が、代理でフォームを入力し送信することもできます。
- (縄田) PHS入会者には、地区から認証状と襟ピンにつけるウィングが贈られます。 地区によって方法が異なりますので、詳しくは地区のPHSコーディネーターまでお問合せください。
- （望月） 皆様から多く寄せられるご質問に、認証品が違う、届かない、認証を確認したら寄付の累計が違うことに気がついたといったご質問があります。 多くの原因として、ID番号の重複があります。
- （望月） ID番号の重複とは、同一人物に二つ以上のID番号が発行されている状態のことで、寄付累計や履歴が分かれてしまうので正しい認証品が届きません。 まずはMy ROTARYの「クラブ認証概要レポート」にてID番号が重複していないか調べてから、財団室までご連絡ください。 ID番号の統合作業を行います。
- （縄田） ロータリー財団では個人の認証以外にも、クラブに贈られる認証があります。 認証を受けたクラブには、認証品としてバナーが贈られます。手引き17ページを開いてください。 ここでは、クラブのバナー認証について5つご紹介いたします。 「Every Rotarian, Every Year」クラブバナーは、 7月1日在籍の正会員全員が、年次基金へ少なくとも25ドルの寄付をして、一人当たりの平均寄付額が100ドルに達しているクラブに贈られます。 100%ロータリー財団寄付クラブバナーは、7月1日在籍の正会員全員が、寄付分類に関わらず少なくとも25ドルの寄付をして、一人当たりの平均寄付額が100ドルに達しているクラブに贈られます。 100%ポール・ハリス・ソサエティ・クラブ認証バナーは、7月1日在籍の正会員全員が、一括でも合計でも1年度中に合計1,000ドル以上を寄付したクラブに贈られます。対象となる寄付分類は、年次基金、ポリオプラスおよび財団が承認した補助金プロジェクトです。 一人当たりの平均寄付額は年度初め（7月1日）の会員数を基に計算します。 また、今年度より年度の途中に入会された会員の寄付は、計算されません。 手引きには、新会員の件については記載されておりませんので、ご注意ください。
- （望月） 年次基金への一人当たりの寄付額上位3クラブは、各地区内で、1年度で一人当たりの年次基金への平均寄付額が上位3位に入ったクラブに贈られます。 資格を得るためには、クラブは一人当たりの平均寄付額が最低50ドルに達していなければなりません。
- （縄田） 最後に100%ポール・ハリス・フェロー・クラブがあります。 このバナー認証を受けるには、認証を申し込む時点で、クラブの正会員全員がポール・ハリス・フェローになっていなければなりません。 クラブが要件を満たしていることを確認した上で、申請書を提出します。 1度限りのこの認証は、年度を通じて随時授与されます。
- （望月） バナーに関してのよくある質問です。 バナーの送付時期は、年度終了後、11月頃に地区へ送られます。 100%ポール・ハリス・フェロー・クラブは、随時授与されます。 クラブの受賞についての確認は、My ROTARYから閲覧できるレポート「クラブのバナー認証レポート」にて確認することができます。 レポートについては手引きの25ページをご参照ください。
- （縄田） 次に、認証ポイントについて説明いたします。手引きの19ページをご参照下さい。
- （縄田） 認証ポイントは、年次基金・ポリオプラス・財団が承認した補助金プロジェクトへロータリー財団を通じて寄付をした際に、1ドルにつき1ポイント与えられるものです。 寄付者は認証ポイントを移譲して、ほかの人をポール・ハリス・フェロー、またはマルチプル・ポール・ハリス・フェローにすることができます。また、クラブや他の人から認証ポイントをもらって、自分が認証を受けることも可能です。 ノンロータリアンの方へ移譲することも可能です。 なお、恒久基金への寄付は認証ポイントの対象とならないことにご留意ください。ご自身には移譲できません。認証ポイントはポール・ハリス・フェローやマルチプル・ポール・ハリス・フェローのレベルを上げることができるものなので、メジャードナーの方には移譲できません。 認証ポイントは、My ROTARYから「クラブ認証概要レポート」にてご確認いただけます。詳細は、手引きの25ページをご参照ください。
- （望月） 認証ポイントの移譲を行いたい時は「ポール・ハリス・フェロー認証ポイント使用申請書」をメールまたは、FAXで日本事務局までご送付下さい。 申請書は画面のようにMy ROTARYからダウンロードすることができます。
- （縄田） 次に申請書の記入方法をご説明いたします。 ご記入の際は、1.（ポイントをもらう人の情報） 2.（ポイントを譲る人の情報） 3.（認証品の送付先） 4.（本書式の記入者）は漏れなくご記入下さい。 特に2つ目の項目のPrint Name (移譲者のご氏名）と、AUTHORIZED SIGNATURE（移譲者のご署名）は必ずご記入下さい。 未記入の場合は返送されますので、ご注意ください。 クラブのポイントを移譲する場合は、クラブ会長の署名が必要となります。 3つ目の認証品の送付先は、贈呈日のご希望があればご記入していただき、送付先はクラブにチェックします。 一度に移譲できるのは100ポイント以上からです。 また、申請書はアルファベット表記で、タイプ入力して下さい。
- (縄田） では、実際の認証ポイントの移譲について、例を上げて、ご説明いたします。 例えば、クラブのためにご尽力されたノンロータリアンの方をPHFにしたい場合、 クラブの認証ポイントを1,000ポイント使って、その方をPHFにすることができます。 手引きの32ページに、PHF認証ポイント使用申請書がありますので、ご参考下さい。 ここでは、クラブの事務局員として長年働かれていた、ヤマダハナコさんにクラブの認証ポイントを移譲して、PHFに認証する例を考えてみます。 書式1番目の、ポイントをもらう人の情報に、ヤマダハナコさんのお名前をローマ字で入れて、クラブの情報を入力します。 もしID番号をお持ちであれば、そちらも記入します。ID番号は、「クラブ認証概要レポート」にてご確認ください。 2番目の、ポイントを譲る人の情報に、移譲するポイント数1,000を入れ、クラブにチェックをして、クラブ番号を記入します。 今回はクラブの認証ポイントを使うため、Print Nameにクラブ会長のお名前をローマ字で記入し、Authorized Signatureに署名を入れます。 認証品はクラブに発送されますので、3番目の認証品の送付先は、クラブにチェックを入れます。 最後に4番目の、本書式の記入者をご記入下さい。 ご記入後、メールまたは、FAXで日本事務局までご送付下さい。 認証品は約2週間ほどでクラブに送られます。
- （望月） 退会した人のポイントについてよくご質問をいただきます。 退会した人の認証ポイントも消えずに残っています。本人の署名をもらうことができれば移譲することは可能です。
- （望月） 最後に、My ROTARYから閲覧できるレポートをご紹介いたします。手引き25ページを開いてください。
- （縄田） ここで、2回目のアンケートにご協力お願いいたします。 My ROTARYから、どのレポートを使ったことがありますか？ 当てはまるものを全てクリックしてから、Submitボタンを押してください。 【選択肢読む】 クラブ認証概要レポート 月次寄付レポート PHSレポート クラブのバナー認証レポート その他 （10秒後に） 【望月 投票結果うつす】 投票結果についてコメントして、 ・・・ ご協力ありがとうございました。 5秒後次のスライドへ
- （縄田） クラブの会長、幹事やクラブ事務局の方々は、My ROTARYのアカウントを作成し役職登録がされていると、いくつかのレポートを閲覧することができます。会員の皆様の認証状況の確認やクラブの寄付状況など、便利なレポートがそろっています。 ご寄付の情報は、送金から約2週間程度でこれらのレポートに反映されます。 （望月） ★本日は、会員のID番号や認証状況などを確認する「クラブ認証概要レポート」、クラブの過去5年間の寄付状況が掲載されている「クラブファンドレイジング分析」、地区内クラブの寄付状況を確認する「月次寄付レポート」をご紹介いたします。 手引きの次のページを開いてください。
- （望月） まずレポートの閲覧方法です。My ROTARYにログイン後、画面上部の「運営する」にカーソルを当てます。 青いメニューがでてくるので、「各種レポート」をクリックしてください。
- （望月） ページが変わりましたら「クラブに関するレポート」の「寄付＆認証」の下にある「レポートを見る」をクリックしてください。
- （望月） レポートのタイトルが並んでいる画面へ移動しますので、ここで確認したいレポートを選びます。 ログインしている人の役職により異なりますが、この画面はクラブ会長や幹事、クラブ事務局の方が閲覧できる画面です。 本日はこの画面のなかから★「クラブ認証概要レポート」、「クラブファンドレイジング分析」、「月次寄付レポート」をご紹介いたします。手引きの27ページへお進みください。
- （望月） クラブ認証概要レポートでは、会員のID番号やローマ字表記、認証の確認や認証ポイントなどの確認ができます。 レポート上部にはクラブのID番号、PHF人数、BF人数、メジャードナーの人数なども記載されておりますので、クラブの現況報告作成にお役立てください。 ★認証額は、年次基金、ポリオプラス、財団に承認されたプロジェクトへの寄付額と、移譲された認証ポイント数を合算した数字です。その右横には認証額に応じた現在の認証レベルが表示されています。 MPHF8に達した方は「9,000*」（九千とアスタリスク）が表示されています。 移譲可能な認証ポイントは、他の個人へ移譲できる認証ポイント数のことで、これを使って他の方のポール・ハリス・フェローやマルチプル・ポール・ハリス・フェローのレベルを上げることができます。寄付推進のためにもぜひご利用ください。
- （望月） また、個人の認証でご紹介したID番号の重複は、このレポートから確認ができます。 レポート画面上部の「Club Members」をクリックするとドロップダウンリストが開くので、「Members(すべての値)」をクリックしてください。 現会員だけでなく、退会された方や法人のID番号なども一覧に表示され、確認ができるようになります。 ★全てアルファベット順に並んでいますが、その中で同一人物と思われる方が二段表示されていることは無いでしょうか。 スペルが一文字だけ違っていたり、アルファベットの大文字と小文字の区別だけが違うなど、同一人物と思われる方が２段以上にわたって表示されていると、ID番号の重複の可能性があります。 アルファベット順に表示されているため、姓名逆に登録されてID番号が重複している場合は、上下２段ではなく離れた所に表示されています。 ID番号の重複に気が付いたときは、そのID番号を控え、日本事務局財団室までご連絡ください。
- （縄田） 次に、クラブファンドレイジング分析をご紹介いたします。 先ほどの画面からクラブファンドレイジング分析をクリックすると、 ★「プロンプト」という画面が表れますので、月を選択します。年度末のデータを確認する場合は、「JUNE 6月」をえらんでください。 ダブルクリックすると左に表示されます。選んだら、OKボタンを押してください。 ★過去５年分のご寄付のデータが表示され、寄付分類ごとの寄付額、一人当たりの年次基金平均寄付額、7月１日時点での会員数などが表示されます。 こちらも、クラブの現況報告などにお役立てください。
- （望月） 次に「月次寄付レポート」をご紹介いたします。このレポートでは地区内クラブが一覧で表示され、選択した年度の寄付額や寄付目標達成率などを確認することができます。 先ほどのレポート名が並んでいる画面で「月次寄付レポート」をクリックすると、 ★「プロンプト」というウィンドウが現れますので、確認したい年度をダブルクリックで選びます。左側に選んだ年度が入力されますので、同じように月も選びます。一年度分の合計寄付額を確認したい場合は、 「JUNE、6月」を選んで、右下のOKボタンをクリックしてください。
- （望月） 地区内クラブの一覧が表示されます。クラブのID番号、クラブ名、7月1日の会員数やロータリークラブ・セントラルで入力した目標額の他、年次基金、その他の基金、恒久基金にいくら寄付をしたのか確認できます。 その他の基金とは、ポリオプラスや財団に承認された補助金プロジェクトへの寄付のことです。 ★このレポートは６月を選択して出しているので、選択月では６月の１か月間でどのくらい寄付があったか、累計額では7月から6月までの１年度中にどのくらいの寄付があったのかを表しています。 年次基金の累計額が０の場合は１年度中に寄付が無かったという事ですので、年次基金寄付０クラブという事になります。 今年度は財団100周年ということもあり、日本全体で年次基金寄付ゼロクラブ0を目標としております。 2015-16年度は、第二ゾーンが年次基金寄付ゼロクラブ0を達成しました。 左端の「合計」は、寄付分類に関わらずその年度中に行われた寄付の合計額です。一年度中の寄付累計を確認するときには、本レポートのこの「合計」欄を確認します。
- （縄田） レポートに関してよくいただく質問に「個人の累計を知りたい」というお問い合わせがあります。 会員の認証状況を確認する目的であれば、ポール・ハリス・フェローやマルチプル・ポール・ハリス・フェローの認証には認証ポイントも含まれますので、「クラブ認証概要レポート」をお勧めいたします。 累計は、My ROTARYのアカウントを作ってくださった方は、「寄付者履歴レポート」で確認することができます。 こちらはご自身のものが閲覧できます。手引きの28ページに詳細を掲載しております。
- (縄田） では、質疑応答に入ります。 皆様から事前に頂いた質問や本日研修中に頂いた質問へお答えすると同時に、現在もご質問を募集しております。 ここからの回答は、財団室の清水、山本からお伝えいたします。
- （二人）おはようございます。 （清水）財団室の清水です。よろしくお願いします。 （山本）財団室の山本です、よろしくお願いします。 （清水・山本 質疑応答）
- （縄田さん ミュートボタン押す） （望月） 最後に、ロータリークラブの手引きの他にも役立つリソースをご紹介いたします。My ROTARYの検索機能でこれら資料の名前を検索していただくと、検索結果に表示されます。 ロータリークラブの手引きは、My ROTARYには掲載されておりませんので、ダウンロードができる専用のリンクを、のちほどメールにてお送りいたします。 また、この研修は録音されています。終了後、後日インターネット上にアップロードし、皆様へお知らせいたします。
- （望月） 本日はオンライン研修「クラブのためのよくわかる寄付と認証」にご参加いただき、 誠にありがとうございました。 皆様、よい１日をお過ごしください。 （ミュートボタン押す） （Stop Recording → 5秒後ウェビナー終了ボタンクリック）