Xとかオワコン?

Xとかオワコンじゃね…
っていう男の人って

青田直大 (あおたなおひろ)
@naota344

Software Designで
Linuxカーネルについて連載してます

デモ

X上で
Wayland Compositorの
Westonを
動かす

デモ

自作Waylandクライアント

Wayland
Waylandはプロトコル
オブジェクト
wl_display
コアオブジェクト
wl_shm
クライアントとのメモリ共有
などなど
メッセージ
UNIXドメインソケットで送られる

Waylandのメッセージ
32bit: オブジェクトのID
16bit: オペレーションコード
16bit: メッセージ長 (byte数)
残り: 引数
32bitにalign
文字列は
32bit:文字列長
残り: 文字列+'0'+padding

Waylandクライアントの流れ
サーバに接続
必要なオブジェクトを「作る」
メモリ領域をサーバと共有する
画像データを書く
更新したよ、とリクエストを送る

Compositorに接続
UNIXドメインソケット: wayland-0
wl_display globalイベント
サーバ側のオブジェクトが教えてもらえる
オブジェクトID
インタフェース名
バージョン

オブジェクトの「作成」
クライアント側にオブジェクトを作る
wl_display bindリクエスト
globalイベントで教えてもらったID
インタフェース名
バージョン
クライアント側で割り当てるID

wl_surface
画面に描画されるデータ
wl_compositor create_surfaceリクエストで作成

wl_shell_surface
wl_shell get_shell_surfaceリクエストで
wl_surfaceと結びつける
popupとかmoveとかresizeとかできるように

wl_shm_pool
クライアントとサーバで共有するメモリのプール
ここからbufferを確保してく
wl_shm create_poolリクエスト
wl_shm_poolに当てるID
ファイルデスクリプタ
サイズ

wl_buffer
ピクセルデータが入るbuffer
wl_shm_pool create_bufferリクエストで作成
wl_bufferに割り当てるID
offset
width
height
stride: 次のrowまでのbyte数
format
0: ARGB8888

png画像をARGB8888形式で
wl_shmで共有してるファイルに書く

wl_shm_po
ol
File


wl_shm_po
ol
wl_buffe
r File


wl_shm_po
ol
wl_buffe
wl_surface File
r


wl_shm_po
ol
wl_buffe
wl_surface File
r

ここにデータ書く

buffer更新メッセージ
wl_surface damageリクエスト
x
y
width
height
描画してくれる!

実装
Haskell
ghc-7.4.1
conduit-0.4.0.1
network-conduit-0.4.0
codec-image-devil-0.2.3

問題点
好きなIDを指定してね!
サーバがSEGV
intがうまく渡せてない時がある?
変な数字になる
Haskellだけど実装がアレ
Fdをメッセージと一緒に渡すために
networkにpatchが必要
なんか最初に画像が乱れる

自分も書きたい… !
weston/clients/ にいろんなデモが
wayland/protocol/wayland.xmlに
プロトコルの定義が

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